ディープ産駒グリントオブホープが豪G1制覇 天皇賞・春ロバートソンキーの保坂氏所有馬
<オーストララレシアンオークス>◇30日=モーフェットヴィル(南オーストラリア州・アデレード)◇G1◇3歳上牝◇芝2000メートル◇出走16頭
日本生まれのディープインパクト産駒グリントオブホープ(牝4、T・ブスティン&N・ヤング)がG1初制覇を果たした。鞍上はダニエル・ムーアで勝ちタイムは2分4秒82。道中は好位のインを進み、直線は早め先頭から他馬の猛追をしのぎきった。昨年11月のヴィクトリアオークス(7着)に続く2度目のG1挑戦で、通算成績は9戦2勝。同馬は天皇賞・春にロバートソンキー(牡5、林)を出走させる保坂和孝オーナーが所有している。
グリントオブホープは日本産(18年8月20日生まれ)のディープインパクト産駒で生産者はアスラン。近親にはアスコットゴールドカップ覇者カラービジョンがいる。母のセイクリッドサイトは現役時に国枝厩舎所属で、3戦未勝利で引退。グリントオブホープの1歳下の半弟ローヴェロ(牡3、加藤征、父ロードカナロア)は今年2月の東京で勝ち上がり、これまで2戦1勝2着1回。今後の活躍が期待される。