【大阪杯】キングオブコージ王者の落ち着き 安田翔師「エフフォーリアはこれ以上に走るのかな」

復活したキングオブコージ(牡6、安田翔)が、大阪杯でG1初制覇を目指す。4歳時には4連勝も、その後に骨折し長期休養を強いられた。それがAJCCを快勝して復活。さらに、今回は状態を上げている。

火曜の朝、坂路をストライドの大きなキャンターで駆け上がったキングオブコージは、ゆったりと大広場に引き揚げてきた。それを見ていた某騎手が「はちきれんばかりや」と驚くほどの好馬体。だが、安田翔師がそれ以上に満足しているのが、今の落ち着いた姿だという。

「前走も動きは良かったけどイライラとしていて、僕の好きな雰囲気ではなかった。もともとおっとりしていて、しっかりと我慢できるのが長所。今はいいころに戻っています」。

ゆったりとした性格は父ロードカナロア譲りと言われる。父安田隆厩舎での助手時代、同馬の調教を担当していた安田翔師は「性格はカナロアと似ており精神面が最大の武器」という。

その点、前走のAJCCは快勝したもののゲート内で立ち上がろうとしたり、上に跳ぶようにスタートしたりで、本来の姿ではなかった。それでも外を鋭く突き抜けたのはこの馬の底力だろう。横山典騎手はレース後「復活できて良かった」と喜びを語っていた。

精神面が安定した成果か、今の動きが素晴らしい。「エフフォーリアはこれ以上に走るのかなと思えるほど」と師は絶賛する。最高の状態で迎える初G1。チャンスは十分だろう。【岡本光男】

  1. お得な新入会プラン登場! 競馬情報サイト【極ウマ・プレミアム】
  2. 競馬予想に【ニッカンAI予想アプリ】

週末は予想に使えるLIVEサンプル

おすすめ情報PR

お問い合わせ

03-4434-2387(平日10〜18時)

media_race@nikkansports.co.jp

◆ご注意 メールでお問い合わせの方は上記アドレスからのメールを受信できる設定にしてください。回答の返信メールが届かないケースが多く発生しております。ご注意ください。また、ニッカンID以外のログイン及び決済関連については、各関連会社へお問い合わせ下さい。

よくあるお問い合わせ