今年も川崎に女性騎手誕生 小林捺花「夢や希望を与えられる騎手になりたい」
地方競馬教養センター第103期騎手課程の修了記者会見が19日、オンラインで行われた。今期修了の騎手候補生は10人。18日に免許試験の合否が発表され、全員が合格した。4月1日に免許が交付される。
川崎には今年も女性騎手が誕生した。昨年デビューの神尾騎手に続いたのは小林捺花騎手(なつか、17=川崎・田島)。「神尾先輩以上に乗っていけるように頑張りたいです」と負けず嫌いな性格をのぞかせた。
神奈川県横浜市出身。川崎競馬場で初めて競馬を見て騎手を目指した。「目の前をすごい迫力で駆け抜けていくのが、とてもかっこいいと思いました。夢や希望を与えられる騎手になりたいです」。1年目で50勝、将来的には1000勝超えを目標に掲げた。