競馬学校38期生模擬レースで水沼元輝、佐々木大輔騎手候補生が勝利

JRA競馬学校騎手課程38期生の第1回模擬レースが24日、千葉県白井市の同校で行われた。

来春のデビューを目指す9人が2レースに分かれて実施。両レースとも競馬学校の小林淳一教官が加わった。第1競走(左回り、ダート1000メートル)ではレジーナスミス(牝5)に騎乗した水沼元輝騎手候補生が1分0秒7で1着。同条件で行われた第2競走はクラシックシャトル(牡9)の手綱を取った佐々木大輔騎手候補生が1分1秒6で制して、幸先よく勝利でスタートを切った。38期生には女性の今村聖奈騎手候補生が在籍し、第1競走で3着に入った。

<騎手候補生9人の模擬レース後の感想と今後の抱負>

◆第1競走

1着・水沼元輝 昨年同じ馬に乗ってその時は最下位だったが、今回同じ馬で1着になれてうれしい。先頭へ行き周りを見ながら、馬の体力を重視する乗り方ができた。反省点として、余裕がなくなっていたので、後ろを振り返るようにしたい。

2着・大久保友雅 道中思ったより前につけることができた。コーナーもきれいに回れて、直線もしっかり乗ることができたが、もう少し上手に乗ることができたと思う。

3着・今村聖奈 馬とのコンタクトの期間が短く初めての競馬であったが、馬が競馬を教えてくれた。アプローチがうまければ、もっとうまく乗れたと思う。余裕を持って乗ることができたのはよかった。反省点を生かして次も頑張りたい。

4着・西塚洸二 ゲートの出はよかったが、内の馬が速くて譲ってしまった。前に行けなかったことは反省したい。

5着・土田真翔 スタートで遅れてしまった。その後なんとか前につけることができたが、その後の自分の位置取りや乗り方で納得いかない部分があったので、次は頑張りたい。

◆第2競走

1着・佐々木大輔 緊張したが、ゲートを出て周りを見ながら、コーナーも膨れずに走れた。最後は小林教官についていくことを意識した。1着になれて率直にうれしい。次の模擬レースは1700メートルになるが、今日の感覚を忘れずにさらにトレーニングに取り組んで頑張りたい。

3着・川端海翼 スタートで遅れてしまった。そこからいい位置が取れたが、その分、馬が疲れてしまった。コーナーも膨れてしまったので改善したい。

4着・鷲頭虎太 ゲートを出てから頭が真っ白になってしまった。むちを打ちすぎてしまい、その修正ができなかった。次回は冷静になってレースを進めたい。

5着・角田大河 馬が一生懸命に走ってくれた。基本的なことは学ぶことができた。次回の模擬レースでは頭数も増えるので、冷静にレースを進めることができるように、今日のレースを生かしたい。

※2着は小林教官

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