ミルコが交通安全広報大使に 競馬はスピード出すけど運転は安全に
ミルコ・デムーロ騎手(42)が6日、京都府右京警察署の交通安全広報大使を委嘱され、同署で委嘱式が行われた。
堀英明署長から委嘱状を手渡され「安全運転は当たり前。飛ばしたら大変。JRAの(騎手)免許を取り上げられるから、いつも気をつけてます。これからもアンバサダーとして注意します」と自ら安全運転に取り組むことを誓った。自身も現在は京都市に在住しており「京都はすてきなところで景色もいいけど、自転車も多いから気をつけないと危ない」と呼びかけた。21日から実施される秋の交通安全運動期間には、同騎手の動画やポスターが掲示される。
同騎手は先週の新潟記念を12番人気のマイネルファンロンで制覇。今週は土曜中山の紫苑S(G3、芝2000メートル、11日)でエイシンチラー(牝3、田中剛)に、日曜中京のセントウルS(G2、芝1200メートル、12日)ではラウダシオン(牡4、斉藤崇)に騎乗予定。2週連続の重賞制覇へ「競馬はゴール前でスピードを出したいね」と笑顔で話した。