ドバイ国際、今年は地力に勝る日本馬が優位/コラム

本番を約3週後に控えたドバイでは6日に「スーパーサタデー」を迎えます。行われる重賞は本番と同条件で行われる7競走。昨年は「スーパーサタデー」こそ行われましたが、コロナ禍の影響でドバイ国際競走は開催中止(主催者発表は順延)。アーモンドアイなど現地入りしていた20頭の日本馬は慌ただしく帰国の途につきました。今年の「スーパーサタデー」にはサウジアラビアから転戦する日本馬の出走はなし。欧州調教馬も数えるほどで、地元馬による最終予選というムードです。

ドバイWC(G1、ダート2000メートル、27日=メイダン)を目指す馬が競うアルマクトゥームチャレンジラウンド3(G2、ダート2000メートル)には2月のマクトゥームチャレンジラウンド2(ダート1900メートル)の勝ち馬サルートザソルジャーがエントリー。ドバイターフ(G1、芝1800メートル)の前哨戦となるジェベルハッタ(芝1800メートル)には一昨年のクイーンアンSの覇者ロードグリッターズが参戦、ドバイシーマC(G1、芝2410メートル)のステップレースとなるドバイシティオブゴールド(芝2410メートル)には前走メイダンC(芝2800メートル)を制したドバイフューチャーや英国のJ・ゴスデン厩舎のドバイウォリアーが出走します。

サウジから転戦する5頭以外でドバイを目指す日本馬は、ドバイシーマCを狙うクロノジェネシス(牝5、斉藤崇)とラヴズオンリーユー(牝5、矢作)、ドバイターフに挑むヴァンドギャルド(牡5、藤原英)、UAEダービー(ダート)のフランスゴデイナ(牡3、森)とタケルペガサス(牡3、加藤征)を加えた5頭。「スーパーサタデー」の結果とぶっつけでドバイ入りする外国勢の顔ぶれいかんとは言うものの、今年は地力に勝る日本馬優位の舞台が多くなりそうです。【ターフライター・奥野庸介】(ニッカンスポーツ・コム/極ウマコラム「ワールドホースレーシング」)

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