アーモンドアイ、ドバイ連覇視野も疲労回復が大前提

女王は復活に向けて、少しずつ歩みを進めている。19日、アーモンドアイ(牝5、国枝)の天皇賞・秋優勝記念祝賀会が都内ホテルで行われた。

祝賀会冒頭のあいさつで、同馬を所有する(有)シルクレーシングの米本昌史代表は「国枝師とドバイターフ(G1、芝1800メートル、3月28日=メイダン)連覇をしようという方向で話を進めています。今は有馬記念の疲れがまだ見られるので、慎重に体調を見極めている段階です」と近況を報告した。

19年最終戦となった前走の有馬記念は軽い熱発で香港遠征を自重した後に臨んだ一戦。単勝1・5倍、断然の1番人気の支持を得ていたが、直線失速の9着に敗れていた。2年連続の遠征は、順調な疲労回復が大前提となることを強調した。

万全の態勢を取り戻すことができれば、ドバイで再び世界に驚きを与えることになりそうだ。アーモンドアイは昨年3月のドバイターフが海外デビュー戦。2着馬ヴィブロスと日本馬ワンツーフィニッシュを飾り、世界にその実力を知らしめた。もともと舞台、レース間隔を問わず、力を出せる馬。昨年は18年ジャパンC1着からドバイ直行を選択して結果を残した実績もある。

19日現在、英ブックメーカーのラドブロークス社では、アーモンドアイのドバイターフの単勝オッズを4・5倍の1番手評価としている。世界のファン、ホースマンもその実力を認める日本の最強女王。立て直しに成功した上での遠征した暁には、レース史上初の連覇も夢物語ではなくなる。

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