ドバイゴールデンシャヒーン覇者XYジェットが急死
昨年のドバイゴールデンシャヒーンを制したアメリカの快速馬エックスワイジェット(セン8、J・ナヴァロ、父カンタロス)が8日、心臓まひで急死したことをブラッドホース電子版など米国メディアが伝えている。
通算成績は26戦12勝。ドバイゴールデンシャヒーンは初挑戦の16年に首差2着。18年もマインドユアビスケッツの頭差2着に敗れたが、日本国内の馬券発売で1番人気だった昨年は武豊騎手とマテラスカイの追撃を振り切り、三度目の正直で初制覇を果たしていた。ドバイから帰国後、昨年12月のG3ミスタープロスペクターS(6着)がラストランとなった。
管理馬の急死にナヴァロ師は「残念な知らせをしなければなりません。XYジェットはジェットコースターのように素晴らしく、ワクワクさせる場所へ私たちを連れて行ってくれました。逆境と戦い、故障があった競走生活にもかかわらず、チャンピオンであることを証明してくれました」とコメントしている。