重馬場濃厚でメールドグラースに試練/メルボルンC
メルボルンCが行われるフレミントン競馬場は前日(4日)の午前9時時点で芝は「重」の馬場状態となっている。10段階で示される馬場状態は6番目に重い「ソフト6」の発表。JRAが伝えたオーストラリア気象局発表の5日のメルボルン地区の天気予報は曇りのち晴れ(降水確率が20%)となっている。
コーフィールドCを快勝し、ダブル制覇を狙う日本馬メールドグラース(牡4、清水久)には大きな試練になりそうだ。「レーシングコム」電子版は騎乗するダミアン・レーン騎手の談話を紹介。レーンは天気と馬場状態を懸念している。「天気はおそらく最大の難問でしょう。メールドグラースにとって、ソフトな馬場は未知数です。(日本で)重馬場を1度経験していますが、うまく走れていません(昨年4月に6着)。現段階では大きな疑問です」。
一方で、レーンはメールドグラースの能力に絶大な信頼を寄せ、「日本馬にはスタミナがあることを証明してくれると思います。2番枠で経済的な走りができると思います。馬の能力には自信があります」と語っている。