大外枠マジックワンドはムーアに期待/メルボルンC
マジックワンド(牝4、A・オブライエン)は今年の出走馬で唯一、コックスプレートから転戦してくる。
アイルランドのエイダン・オブライエン厩舎。今年は3頭出しだが、ハンティングホーンにヘファナン、イルパラディーゾにローダンを起用し、マジックワンドにムーア。厩舎の主戦騎手の手綱さばきに期待がかかる。
コックスプレートは果敢にハナを奪い、4着に粘った。今回は53・5キロのハンデで挑むが、気になるのは24頭立てで大外24番枠に入ったことか。
雨の中で前日の市内パレードに参加したライアン・ムーアは「(自身の体調は)いいですよ。心地よいです。フランキー(ランフランコ・デットーリ)と一緒に(アメリカから)移動してきました。正直に言えば、馬場状態を気にしています。これ以上雨が降れば、マジックワンドにとって良くない条件になります。枠順よりも馬場の方が気になります」とコメントしている。
デットーリとともに週末は日本でエリザベス女王杯に騎乗を予定しているライアン・ムーア。14年プロテクショニストに続くメルボルンC2勝目なるか。