凱旋門賞7着キセキ、次走は有馬記念を視野
凱旋門賞7着で10日に帰国したキセキ(牡5、角居)が有馬記念(G1、芝2500メートル、中山、12月22日)を目指すことが11日、分かった。角居勝彦調教師が次走について「馬の状態を見ながらですが、使えるなら、有馬記念になると思います」と話した。
凱旋門賞は、想像以上に時計のかかる重い馬場にスタミナを奪われ苦しんだ。日本馬はキセキ、フィエールマン、ブランストワンピースの3頭が出走。キセキは日本馬最先着ながら7着に敗れた。師は「(馬場は)直線は問題なかったと思う。向正面でしょうね。難しいですね」と振り返った。輸入検疫のため、千葉県白井市の競馬学校・国際厩舎に入厩している。