ファーブル厩舎からもう1頭ディープ牝馬ヒダカ快勝
フランスのドーヴィル競馬場で20日、3Rのルブールシエル賞(2歳未勝利戦、芝1600メートル、9頭立て)で今夏2頭目となるディープインパクト産駒ヒダカ(牝2、A・ファーブル、父ディープインパクト)がデビューし、好位から直線抜け出して見事に勝利をおさめた。鞍上はマキシム・ギュイヨン騎手で勝ちタイムは1分48秒8。
ヒダカは17年1月14日に生まれたフランス産馬。母ロイヤルマニアは現役時にリステッド競走を2勝し、13年秋に2歳G1マルセルブサック賞で4着に入った実績がある。繁殖牝馬として来日し、16年にディープインパクトと交配、昨年はダイワメジャーと交配された。近親には15年サンタラリ賞覇者クイーンズジュエルがいる。
所有するのは名牝ゴルディコヴァ、凱旋門賞馬ソレミアと同じヴェルテメール兄弟。管理するのは先日勝利を挙げた日本産のディープインパクト産駒サヴァランと同じアンドレ・ファーブル師。
レーシングポスト電子版はオーナーのレーシングマネジャーのコメントを掲載。日本へ繁殖牝馬を送る理念、ガリレオやデインヒルとは離れたディープインパクトの魅力、ヒダカの可能性が紹介されている。