昨年5着ローマナイズドが快勝/ジャックルマロワ賞
<ジャックルマロワ賞>◇11日=ドーヴィル(フランス)◇G1◇芝直線1600メートル◇3歳上牡牝◇出走8頭
アイルランドからの遠征馬ローマナイズド(牡4、K・コンドン、父ホーリーローマンエンペラー)が快勝し、昨年の愛2000ギニー以来となるG1・2勝目を挙げた。W・リー騎手騎乗で勝ちタイムは1分35秒16。中団を抜群の手応えで追走し、先に抜け出していたシャマン(牡3、C・ラフォンパリアス、父シャマーダル)を力強く差し切った。
ジャックルマロワ賞は昨年、日本で海外馬券発売が行われたレース。昨年は3歳牝馬アルファセントーリ(引退)が圧勝し、ローマナイズドは5着に敗れていたが、2年連続の参戦となった今年は見事に結果を出した。
1馬身4分の1差2着がシャマン。3着がラインオブデューティー(牡3、C・アップルビー、父ガリレオ)。ロイヤルアスコット開催のコロネーションSを制し、1番人気だったウォッチミー(牝3、F・グラファール、父オリンピックグローリー)は4着に敗れた。
昨年の仏ダービー馬でディープインパクト産駒のスタディオブマン(牡4、P・バリー)は後方待機から末脚勝負も6着。低迷が続いている。