競走馬飼料で禁止薬物検出、関係者ら戸惑い「驚き」
公正競馬を厳しく唱えるJRAで競走馬用飼料から禁止薬物が検出され、多くの競馬関係者から戸惑いの声が聞かれた。この日、担当馬を東京競馬場で走らせた厩務員の1人は「昨日の夜中に(禁止薬物の検出と競走除外馬が出るという)うわさが流れ、正式な発表が出るまで正確な情報がなかったし、自分の馬が大丈夫なのか心配でした。普段の生活で食べたものとか、例えば、飲んだコーヒーとか、自分の身体に貼る湿布とか、いろいろなものが馬に触れないように気をつけながら、注意をしながら日頃の仕事をしています。こういう形で禁止薬物が出るのは驚きです」と話した。