菊花賞馬フィエールマン凱旋門登録「選択肢増やす」
昨年の菊花賞馬で天皇賞・春に出走を予定しているフィエールマン(牡4、手塚)が今秋の凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月6日=パリロンシャン)に登録を行ったことがわかった。管理する手塚師は「選択肢を増やすため、念のために行いました」と説明した。
同馬は昨年、史上最少記録となるキャリア4戦目で菊花賞馬に輝いたディープインパクト産駒。母リュヌドールはフランス産馬で現役時にフランスで重賞を2勝。イタリアのG1リディアテシオ賞を制し、英国のヨークシャーオークスで3着に入った実績がある。祖母の半兄リュートアンシャンテ(83年ジャックルマロワ賞、ムーランドロンシャン賞覇者)は83年の凱旋門賞で3着に入っている。