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クロノジェネシス重賞初V 桜見えた/クイーンC

<クイーンC>◇11日=東京◇G3◇芝1600メートル◇3歳牝◇出走9頭

クロノジェネシス(斉藤崇)が1番人気に応え、重賞初制覇を果たした。道中は中団を進み、直線で自慢の瞬発力を発揮した。追い込んだ2着ビーチサンバを首差振り切ったが、北村友一騎手(32)が最後は手綱を押さえる着差以上の強さ。阪神JF2着の貫禄を示し、桜花賞(G1、芝1600メートル、4月7日=阪神)の有力候補に躍り出た。斉藤崇史師(36)は、JRA重賞初制覇となった。

残り400メートル付近で、北村友騎手がクロノジェネシスにゴーサインを出した。先行集団を直線外から一気にのみ込み、すぐ後ろからビーチサンバが迫ってきても抜かせなかった。「この馬の瞬発力に自信を持っていた」。ここまでデビュー3戦すべてがメンバー最速上がり。鞍上はそれを信じていた。

降雪の影響による9日の開催中止で、2日スライドした。「不安はあったけど、返し馬で安心した」と明かした。斉藤崇師は「馬が賢いので、そういう状況でも対応してくれた」と評価する。長距離輸送した小倉1回、東京2回をいずれも勝った。440キロに満たない小柄な牝馬は、精神面の強さも備える。

桜花賞へ直行する。師は「いつも真面目に走って疲れが残る」と説明。本番まで約1カ月前のトライアル・チューリップ賞を使うよりも、約2カ月の間隔が空くクイーンCは前哨戦として最適だった。北村友は言った。「前走と比べ(出来は)8割ぐらいと感じていたけど、しっかり脚を使って強い勝ち方。能力あります」。上昇の余地を残しての重賞初制覇。桜の女王へ視界が開けた。【久野朗】

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