海外競馬

香港ヴァーズG1

12月11日(日)[15時00分(現地時間14時00分)発走]第4R シャティン競馬場
芝2400メートル 3歳以上
※レース番号および発走時刻は変更となる場合があります。

初の海外遠征だったウインマリリンが異国の地で待望のG1タイトルをつかんだ。道中は後方になったがレーン騎手は動じなかった。4角で迷いなく大外に誘導し一気に上昇。直線では他馬を並ぶ間もなく抜き去った。鞍上は「グッドフィーリング。彼女がどこからでも競馬できる脚質だと思っていた。このような馬に乗れるのは光栄なこと」と笑顔を見せた。
手塚師は、先日調教師試験に合格した矢嶋助手とがっちり握手をかわして喜びを分かち合った。「神騎乗ですね。大した騎手だと思います。今までと違うマリリンを見せてくれた」。道中でポジションが下がっても慌てず。鞍上の肝の据わった名騎乗を何度もたたえた。
「一番大事な時期に体調が良くなくて彼女にも申し訳なかった。G1を勝てる馬だとずっと思っていた」。トレーナーは2歳時から能力を示していたマリリンの素質を疑わなかった。日本では8度G1に挑み、オークスと前走エリザベス女王杯の2着が最高。5歳の12月にしてついに求めてきた高みにたどり着いた。

○・・・史上初の香港ヴァーズ3勝目を狙ったグローリーヴェイズは3着に敗れた。馬群で脚をため、直線は先に抜け出したボタニク、外を伸びるウインマリリンを懸命に追った。モレイラ騎手は「頑張ってくれました。状態は良かったけど、他の馬の状態も良かったです。結果は残念ですが、私は彼を誇りに思います」と話した。ラストランを見届けた尾関師は「惜しかったです。最後のひと伸びが足りませんでした。展開、ラップなどまだわかりませんが、無事に走ってくれて良かった。次はグローリーヴェイズの子供で挑戦したいです」とねぎらった。

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2021年のVTR

19年香港ヴァーズの覇者で、2年ぶりに参戦した日本馬グローリーヴェイズが快勝した。後方から直線で持ち前の瞬発力を発揮し、1馬身差で勝利。単勝1・6倍の断然人気にこたえた。2着はイギリスのパイルドライヴァー。日本馬のステイフーリッシュは2番手から押し切りを狙うも、直線で力尽き5着に終わった。

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