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競馬

奥野庸介の海外競馬を知ろう

凱旋門賞へ本命馬ステップレース順当勝ち本番いかに

凱旋門賞の最終ステップが終わりました。

古馬によるフォワ賞(G2)は大本命のヴァルトガイストが難なく抜け出しました。キセキはクリストフル・スミヨン騎手とのコミュニケーションがよく取れていなかったのか、ふわっと出て押し出されるように先頭に立って直線であっさりかわされて3着に終わりました。

角居調教師は馬の後ろに入れて直線抜け出す競馬を試したかったようですが、ゲートを素早く出るようにしつけられている日本の競走馬は欧州ではどうしても先頭に押し出されてしまいます。それならば一気に大逃げを打つのではと注目していましたが、行くでもなく控えるでもない、いかにも中途半端な競馬ぶり。肉体的にはさほどダメージがなかったかもしれませんが、精神的には相当傷ついたのではないでしょうか。本番と同じコースを経験できたことは収穫でしたが、本番はもう1度、騎乗者と綿密な打ち合わせをする必要がありそうです。

英愛仏のオークス馬が勢ぞろいしたヴェルメイユ賞は予想どおり、ランフランコ・デットーリ騎手を背に逃げた愛オークス馬のスターキャッチャーが、直線で後続を突き放して優勝しました。前回でも触れましたが、スターキャッチャーは女王エネイブルを擁するジョン・ゴスデン厩舎の所属馬。予定通り? 凱旋門賞をパスして10月19日の英チャンピオンズ・フィリーズ&メアズステークス(G1)に直行します。このレースに参戦した馬ではスターキャッチャーに4分の3馬身差まで迫ったアンドレ・ファーブル厩舎の4歳牝馬ムーシースアミカが凱旋門賞に向かうことになっています。

3歳馬によるニエル賞も断然の1番人気に支持されたソットサスが順当に勝ちを収めました。仏ダービー(G1)優勝以来の実戦で、前がふさがって抜け出すのに手間取りましたが、最後は力でねじ伏せた印象です。初めての2400メートル戦を克服したことによって人気も上昇。英インターナショナルS(G1)に勝ったジャパンと差のない3番人気に浮上しています。

凱旋門賞の前売りでは変わらず3連覇を狙うエネイブルが単勝2倍を切る1番人気。愛チャンピオンS(G1)優勝後、次走未定となっているマジカルも凱旋門賞参戦のうわさがあり、愛チャンピオンSでは脚を余して4着だったディアドラも追加登録して凱旋門賞をめざす可能性がささやかれています。(ターフライター奥野庸介)

※競走成績等は2019年9月20日現在

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 [2019年09月20日]

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奥野庸介
奥野庸介
奥野庸介(おくの・ようすけ)1955年(昭30)北海道小樽市生まれ。79年に有限会社サラブレッド・インフォメーション・システムに入社。海外の競馬情報を日刊スポーツや週刊競馬ブックなどに提供している。現代表。

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