
今週の注目レース
ヴィクトリアマイルの見どころ
復活気配レイパパレが混戦に断!
5月15日、東京競馬場でマイル女王を決めるヴィクトリアM(G1、芝1600メートル)が行われる。アーモンドアイ、グランアレグリアと2年連続で歴史的名牝が勝っているレースで、今年もG1馬が5頭と豪華な顔ぶれがそろった。
中でも注目は大阪杯で2着と復活を印象づけたレイパパレ(5歳、高野)だ。小柄な馬体に筋肉がついて、すっかりたくましくなった。今ならマイル戦の方が向いていると陣営が判断。荒れた馬場への対応も不安がなく、その先行力は脅威となる。
デアリングタクト(5歳、杉山晴)が、1年1カ月ぶりにターフに帰ってくる。言わずと知れた史上初の無敗3冠牝馬で、その復帰を多くの競馬ファンが待ち望んでいた。ぶっつけでG1と条件は厳しいが、マイルは3戦3勝と最も得意な距離だ。
アイドルホース・ソダシ(4歳、須貝)が約7カ月ぶりに芝のレースに臨む。前走・フェブラリーSでは歴戦の牡馬に交じって堂々の3着。復活ムードを漂わせての参戦となる。中間の気配も抜群で、今回も人気を集めるのは確実だろう。
レシステンシア(5歳、松下)は、昨年のこのレース以来のマイル戦。2歳時の阪神JF以来、G1の勝ち鞍こそないが、2着は実に5回。前走・高松宮記念は6着と1番人気を裏切ったが、今回は気楽な立場で臨めるのも大きい。
他にもサウジの1351ターフスプリントを制して勢いに乗るソングライン(4歳、林)、秋華賞2着馬で東京新聞杯でも2着に食い込んだファインルージュ(4歳、木村)、阪神牝馬Sで重賞初制覇を飾ったメイショウミモザ(5歳、池添兼)、同レース2着で上昇が見込めるアンドヴァラナウト(4歳、池添学)、昨年3着のマジックキャッスル(5歳、国枝)なども侮れない存在だ。
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