根岸ステークス特集

根岸ステークス(G3)

1月29日(日)東京競馬場1400メートル(ダート)4歳以上オープン

根岸ステークス

データ分析

最多4勝おいしいぞ 米国産レモン

根岸S(G3、ダート1400メートル、29日=東京、1着馬にフェブラリーS優先出走権)

好評「データの神様」では今週日曜の東西2重賞を徹底分析した。根岸Sは、前走・武蔵野S組の5歳馬レモンポップ(牡、田中博)が本命だ。

レモンポップ
前走・武蔵野S2着のレモンポップ

※過去10年を参照する。

【1】前走 武蔵野S組が圧倒的な数字を残している。前走レース別で単独首位となる3勝をマーク。【3・1・1・6】で勝率27.3%、連対率36.4%、複勝率45.5%と抜群で、単勝回収率119%、複勝回収率216%と馬券妙味も十分だ。

【2】年齢 5歳馬を狙いたい。年齢別最多となる4勝をマークしており、【4・2・2・21】で勝率13.8%、連対率20.7%、複勝率27.6%と好成績。単勝回収率は102%と黒字を計上する。迷った時は5歳馬を上位にとりたい。

【3】産地(表) ダートの短距離といえば、本場の米国産馬だ。産地別で最多となる4勝。【4・3・0・15】で勝率18.2%、連対率31.8%と優秀な数字を残している。

表・根岸S産地別成績

【結 論】 米国産の5歳馬レモンポップを本命視する。相性のいい前走・武蔵野Sからの臨戦。その武蔵野Sは重賞初挑戦ながら、好位から勝ちに行って鼻差2着と力を示した。データの後押しを受けて再度、重賞での勝ち負けが濃厚だ。同じく武蔵野S組のギルデッドミラー、アドマイヤルプスなどが相手候補になる。

根岸S(G3)過去5年間の成績

☆昨年VTR 6番人気のテイエムサウスダンが中団から突き抜けた。好スタートを切ったジャスティンが主導権を握り、前半4 ハロン 46秒2のハイペース。縦長の馬群のちょうど真ん中で脚をためたサウスダンは、直線で内にいた2着ヘリオスとの併せ馬の形でぐんぐん伸び、最後は1馬身、前に出た。1番人気ソリストサンダーは9着。動画を見る

☆1週前コメント

エアアルマス(池添学師) 前走は仕方がない。中山の1200メートルで速い馬が集まっていた。前走より競馬がしやすくなると思うし、砂をかぶっても慣れてくると思う。

ギルデッドミラー(松永幹師) 調教でも以前ほど掛からずにコントロールが利く。ダートでは1、2、1着と適性があるし、左回りのワンターンで条件もピッタリ。

テイエムサウスダン(蛯名正師) 折り合いもつきますし、去年勝っているので舞台は合う。乗りやすい馬ですし(ルメール騎手は)あれだけの騎手なのでこういうタイプだと話せばわかってくれると思います。

ホウオウアマゾン(矢作師) もともとダートを使いたいと思っていた。常に太いけど、早めに(栗東へ)戻して調整してきた。どんな走りをしてくれるか。

レモンポップ(田中博師) 前走は久々のマイル。個人的には距離的なものがあるのかなと思います。今回は言い訳できない。いいメンバー相手だし楽しみです。

◆根岸S◆ 1987年(昭62)に創設。現在JRAで行われているダート重賞としては3番目の歴史を持つ。01年からダート1200メートルを1400メートルに再変更。14年からフェブラリーSの優先出走権が付与された。レースレコードは18年ノンコノユメの1分21秒5。

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