菊花賞特集

菊花賞(G1)

10月25日(日)京都競馬場3000メートル(芝)3歳オープン(牡・牝)

菊花賞

データ分析

神様も3冠後押し!! コントレイル

菊花賞(G1、芝3000メートル、25日=京都)

今回の「データの神様」は、クラシック3冠ラストを飾る菊花賞を占う。種牡馬、前走着順、キャリア、騎手、調教師実績から、コントレイル(牡3、矢作)が断然の存在。史上3頭目の無敗3冠達成へ、データでも死角なしだ。相手筆頭にはヴェルトライゼンデ(牡3、池江)が挙がった。

コントレイル
コントレイル

過去10年を参考にする。

【1】種牡馬 ディープインパクトが最多3勝(16年サトノダイヤモンド、18年フィエールマン、19年ワールドプレミア)。2着も3回で連対率は18.8%。ステイゴールドが2勝で続き、2着2回で連対率23.5%。

【2】前走着順(表1) 前走が重賞を含むオープンで1着の場合【5・1・1・10】で勝率29.4%、同2着の場合【2・6・2・8】で勝率11.1%、同3着の場合【3・2・0・15】で勝率15%。すべての勝ち馬が、前走重賞かオープンで3着以内に入っている。前走下級条件から馬券に絡んだのは5頭のみで、すべて前走1着だった。

表・菊花賞前走着順別成績

【3】キャリア 6戦が【3・2・0・15】で勝率15%、連対率25%。7戦が【2・2・4・23】で複勝率25.8%。他に複数勝利は9戦で【2・1・0・34】。

【4】レース間隔 中3週が【8・6・4・54】で最多勝。勝率11.1%、連対率19.4%、複勝率25%をマーク。中4~8週が【1・4・4・69】、中9~24週が【1・0・0・7】。

【5】騎手(表2) 複数勝利はルメール騎手だけ。【2・0・1・2】で勝率40%、複勝率60%。福永騎手は【1・3・0・6】で最多4連対を果たしており、連対率はルメール騎手と同じ40%と高い。武豊騎手は【1・1・2・5】で、福永騎手と並んで3着以内は最多タイ4回。複勝率は44.4%。

表・菊花賞騎手別成績

【6】調教師(表3) 菊花賞には〝御三家〟と呼べる調教師がいる。池江師は【2・2・0・11】で連対率26.7%。角居師は【2・0・0・3】で勝率40%。友道師は【1・2・2・6】で複勝率45.5%と3人とも高数値を残している。また、矢作師も【0・1・1・3】と未勝利ながら馬券圏内が2回あり、複勝率は40%。

表・菊花賞調教師別成績

【結 論】 キャリア6戦のディープインパクト産駒で、前走神戸新聞杯1着コントレイルの中心は揺るがない。中3週のローテ、福永騎手の実績も文句なし。無敗3冠へ視界良好だ。相手も前走重賞3着以内を重視。中でも池江師が管理しキャリア7戦のヴェルトライゼンデが上位だ。

菊花賞(G1)過去10年間の成績

☆相手筆頭ヴェルトライゼンデ 3冠最終戦、菊花賞に出走するヴェルトライゼンデの気配が上昇中だ。18日に坂路で4ハロン55秒9―12秒7を計測した。重馬場でもしっかりとした脚取りで、楽に駆け上がった。岩崎助手は「順調にきましたし、いい感じです。1週前は池添騎手が騎乗してくれましたが、集中して走っていて、切れも出てきていました。ジョッキーも絶賛していましたよ」と好感触だった。
ダービー3着後に骨折が判明した。秋はセントライト記念から始動する予定だったが、熱発の影響で神戸新聞杯にスライド。やや順調さを欠いた前走に比べて、今回は調子の良さを感じさせる中間だ。
池江師は「もともとたたき良化型。前走は骨折明けだったので普通の休み明けではなかった。体が引き締まり、中身も良くなった。あらゆる意味で良くなっている」と感触の良さを伝えた。半兄は昨年の菊花賞馬ワールドプレミア。距離は未知だが「重厚な血統だからね」と師。兄に続き、淀の長丁場でG1タイトルを狙う。

ヴェルトライゼンデ
夜明け前の坂路を軽快に駆け上がるヴェルトライゼンデ(撮影・白石智彦)

☆マンオブスピリット チークを着用 マンオブスピリットは坂路で4ハロン56秒7―13秒4をマークした。斉藤崇師は「軽く動かしました。追い切ってから、体も動くようになって、いいですね」と態勢は整いつつある。菊花賞ではチークピーシズを着用する予定。「追い切りでも少し手を抜くところが出てきた。競馬でしっかり集中して走れれば」と巻き返しを図る。

☆昨年VTR 晴天の下、良馬場で行われた。カウディーリョがハナを切り、平均ペースでレースが流れる。中団のインで運んだ武豊騎手騎乗、3番人気のワールドプレミアが、直線で前が開くと抜け出し、サトノルークスの追い上げを首差しのいで勝利。勝ち時計は3分6秒0。1番人気ヴェロックスは3着。動画を見る

☆1週前コメント

アリストテレス(音無師) 動き自体は変わらないし、中間も順調。前走は積極的すぎてヒヤヒヤしたが、いい根性を見せてくれた。長くいい脚を使ってくれたしスタミナがあると思う。

アンティシペイト(国枝師) 北海道を使ってからも順調。できれば先手を取りたい。スタミナはあると思うので、その辺に期待だね。鞍上にも期待したい。

ヴァルコス(友道師) 3頭併せでしっかりとやった。1回使って良くなっている。前走は枠、展開といろいろあったからね。距離が延びるのはいいし、広いコースに替わるのもいい。

ヴェルトライゼンデ(池添騎手) しっかりとやった。キャンターの1歩目から状態の良さは伝わったし、躍動感のあるフットワークだった。前走は大外枠、熱発でのスライドがあったけど、力を見せてくれた。

キメラヴェリテ(中竹師) 前走を使って間違いなく上向いている。カイバ食いもいいし、順調に来ている。スタミナがない馬ではないし、ハナに行ってどこまで粘れるか。

コントレイル(金羅助手) 前走から在厩調整ですが、カイバもこの馬なりに食べていますし、順調に来ています。前走は福永騎手がダメージを残さない競馬をしてくれましたし、疲れもなく、状態も変わらずいいと思います。

サトノフラッグ(国枝師) いい動きだったと思う。1回使って良くなった。前走もしまいは反応してくれた。皐月賞、ダービーは消化不良。距離はもつんじゃないかな。

ディープボンド(和田竜騎手) たたいて良くなっている感じはするし、上積みはあると思う。自分のリズムで脚をためていければ。頭のいい馬。きつい競馬がここに生きれば。

バビット(内田騎手) 反応は良かったし、本当に順調。しぶとい馬だしスタミナはある。この馬のリズムで運べれば。

ビターエンダー(津村騎手) 追い切りは相手が動かないので、後ろから外を回る形に。変わらず順調。もともと使って良くなると思うので、その分の上積みはあると思う。

マンオブスピリット(斉藤崇師) しっかりやれて良かったと思います。1回使ったことで体は動くようになっていると思います。折り合いに心配はないですし、距離は問題ないと思います。

◆菊花賞◆ 英国のセントレジャーに相当し、3冠最終戦。38年に京都農林省賞典四歳呼馬競走の名称で始まった。48年から現在の菊花賞となった。スタンド改修があった阪神開催の79年以外、京都の芝3000メートルで実施されている。

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