日本ダービー特集

日本ダービー(G1)

5月31日(日)東京競馬場2400メートル(芝)3歳オープン

日本ダービー

データ分析

ダービー フラグ立った!! フラッグ逆襲

日本ダービー(G1、芝2400メートル、31日=東京)

今週のメインは「競馬の祭典」日本ダービー。好評「データの神様」は、過去10年の血統、脚質、前走着順、キャリアを分析し、サトノフラッグ(牡3、国枝)を本命候補に指名。皐月賞5着からの巻き返しを期待した。

サトノフラッグ
ダービーへ向けて、サトノフラッグは力強いフットワークで追い切られた(撮影・酒井清司)

過去10年のデータを参考にする。

【1】ディープ産駒を信頼 種牡馬別ではディープインパクト産駒が【5・3・3・26】(勝率13.5%、連対率21.6%、複勝率29.7%)と抜群の成績を誇る。昨年はロジャーバローズ(12番人気)、ダノンキングリー(3番人気)と同産駒がワンツーフィニッシュ。皐月賞馬コントレイルを中心に、アルジャンナ、サトノインプレッサ、サトノフラッグ、レクセランスなど今年も粒ぞろいで人気薄でも侮れない。今年の登録馬で他に勝ち鞍があるのはハーツクライ産駒で【1・2・0・8】。勝ち星こそ少ないが、連対率27.3%はディープ産駒を上回る。

【2】脚質(表1) 種脚質別で最も好成績なのは中団から運んだ馬。【5・6・6・68】で勝利数はトップ。次いで先行した馬が【3・2・2・27】の成績。単勝回収率335%、複勝回収率178%は驚異的な数字で馬券的には面白い。一方で逃げ、後方の馬の成績はふるわない。狙うなら、中団より前めにつけられる馬だろう。。

表・ダービー前走脚質別成績

【3】前走着順(表2) 前走1着馬の勝利数が最も多いが、勝率は6.7%と信頼度はそれほど高くない。表を見ると、前走3、4、5着馬の勝率が10.0%を超えているように、前走からの巻き返しは十分可能だ。

表・ダービー前走着順別成績

【4】キャリア(表3) キャリア5戦の馬が【4・5・1・27】。勝利数、勝率10.8%、連対率24.3%、複勝率27.0%、単勝回収率313%、複勝回収率192%とすべてにおいてトップの成績を誇る。キャリア4戦、6戦が2勝ずつで続く。

表・ダービーキャリア別成績

【結 論】 キャリア5戦のディープインパクト産駒サトノフラッグを本命に推す。自在性があり、中団から動いていけるタイプ。まだ完成途上だが未勝利、1勝クラス、G2の3連勝は潜在能力の高さの証明だ。皐月賞5着で連勝は止まったが、マークが薄くなりむしろ狙い目。キャリア4戦のディープ産駒コントレイル、アルジャンナも主力。勝率高いハーツクライ産駒で先行、差し脚質のサリオス、ワーケアも要警戒だ。

ダービー(G1)過去10年間の成績

☆昨年VTR 12番人気ロジャーバローズが勝利した。リオンリオンの逃げを離れた2番手で追走。残り300メートルで先頭に立つと最後までしぶとく粘って2着ダノンキングリーの猛追を首差しのいだ。勝ちタイム2分22秒6はダービーレコード。浜中騎手は初のダービー制覇となった。3着はヴェロックスで、1番人気サートゥルナーリアは4着に敗れた。動画を見る

13秒3軽めでもスピード感「あまり負荷かけず」

皐月賞では5着に敗れたサトノフラッグは美浦ウッドで追い切られた。単走馬なりで5ハロン71秒8、しまい13秒3。余力たっぷりの時計だが、動きは機敏でスピード感にあふれていた。
この日が軽めだったのは理由がある。国枝師は「前走時はビシバシやったからね」と振り返る。皐月賞では見せ場なく5着。前走直後から「どうしてああなったのかは分からない」と話していたが、今でも敗因はつかめていない。「馬は生き物で気まぐれだったから、というのだったらいいんだけど」と首をひねる。それもあり、あまり負荷をかけないこの日のパターンになった。
鞍上はダービー最多5勝の武豊騎手に戻る。「入厩から期待していた馬。こんなはずじゃないと思っている。先週追い切った後の雰囲気もいい」と巻き返しを狙う。

◆日本ダービー◆ 英国のダービーに相当する3歳馬の大レースを設け、競走体系の確立と競走馬の資質向上を図る意図から1932年に目黒競馬場で第1回が行われた。第3回の34年から東京開催。以降は距離、競馬場とも1度も変更されていない。

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