クロノジェネシス、落ち着きすぎは不安材料
<日曜「パドックのミカタ」>
サラブレッドは暑さに弱く、今の時期になると夏負けする馬も出てくる。それをパドックでチェックしたい。夏負けしている馬は目の周りが黒くなったり、牡馬の場合、こう丸が腫れることが多いとされる。活気がなくグタッとしている馬は評価を下げたい。筋肉は熱の発生源だけに、筋肉量の多い馬は特に注意したい。
クロノジェネシスは気の勝ったタイプでパドックでも小走りになりがち。このような馬は暑さに強い印象がある。落ち着きすぎていれば逆に不安材料だ。レイパパレは小柄な牝馬で見るからに暑さに強そう。体はそれほど見栄えせず、腹部が細く感じるが、それでも力を発揮できる。今回も同じような雰囲気ならば大丈夫だろう。
カレンブーケドールはいつもしなやかにパドックを歩く。硬くなっていなければOKか。タフで知られるアリストテレスはパドックでも活気があり歩くのが速い。そんな雰囲気を維持しているかチェックしたい。(グリーンチャンネル・パドック解説者=岡本光男)
[2021年06月27日]
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