行く馬そろってタガノビューティーが差す/根岸S
【東京11R・根岸S】
◎(8)タガノビューティー
○(5)オメガレインボー
▲(4)スリーグランド
昨年のダートリーディングサイヤーはヘニーヒューズが95勝と断トツで2年連続。2位はキズナ(56勝)、3位シニスターミニスター(55勝)、4位ロードカナロアとルーラーシップ(52勝)、6位オルフェーヴル(47勝)、7位パイロ(53勝)、8位キンシャサノキセキ(41勝)、9位ホッコータルマエ(36勝)、10位ハーツクライ(35勝)、11位サウスヴィグラス(34勝)という順になっています。
この中でロードカナロアとハーツクライは芝の方が倍以上多く勝っていて、キズナとルーラーシップとオルフェーヴルが次いでやや芝向き。残りの6頭は芝9勝のキンシャサノキセキを除いて芝では1勝以下ですからダート専門と言っていいでしょう。
全体のリーディング20位以内でダート不向きなのはゴールドシップ(芝30勝・ダート3勝)ハービンジャー(芝46勝・ダート4勝)の2頭で、次いでエピファネイア(芝76勝。ダート14勝)が芝向きと言っていい成績です。
一昨年もゴールドシップ(芝33勝・ダート7勝)、ハービンジャー(芝43勝・ダート7勝)エピファネイア(芝61勝・ダート10勝)なので、芝の道悪とダート成績はリンクしないのかもしれません。ホッコータルマエは2歳と3歳、2世代のみでのダート36勝ですから今後の伸びしろが楽しみです。
根岸Sは唯一の東京ダート1400メートルの重賞。降雨は全くなくパサパサのダートでのレースとなりそうで、展開に大きく左右されると考えます。
徹底先行リアンヴェリテにジャスティン、ヘリオス、トップウイナー、オーロラテソーロ、ジャスパープリンスとそろえば差し追い込み決着になるとみて◎タガノビューティーを狙いたいです。
東京ダートは【5・3・1・2】、1400メートルに限れば【2・1・0・0】、重賞はユニコーンS13着、武蔵野S6着といいところはありませんが、共に不利があってのものだけにここは巻き返せるとみて1着固定にしたいです。
相手は2頭に絞って、○オメガレインボーは東京ダート【2・1・0・1】。1400メートルは全て他場のもので【1・1・0・3】、距離不足と思われた中山1200メートルの前走でも3着していますので不安点は少ないでしょう。
▲スリーグランドは東京ダート【2・2・0・2】、1400メートルに限れば【2・2・0・1】、昨年のバレンタインSでは逃げて◎タガノビューティーを3馬身差下した星もあります。
1番人気になると思われるソリストサンダーは東京ダート【1・2・0・2】ですが1400メートルダート【0・1・0・4】だけに、次走フェブラリーS狙いと考えて無印にしました。
馬連(8)-(5)(4)
3連複(4)(5)(8)
3連単(8)(5)(4)、(8)(4)(5)
計5点×2000円=1万円
【中京11R・シルクロードS】
◎(3)メイケイエール
○(10)ナランフレグ
▲(13)エーポス
☆(9)カレンモエ
中京競馬場の芝は今週からBコースですが、内のいいところが3メートル隠れるので、外差し傾向が強くなると予想されます。逃げ先行型はビアンフェ、レジェーロ、サヴォワールエメ、☆カレンモエくらいなのですが、復帰戦となる◎メイケイエールの能力が一枚上とみたいです。外枠の方が乗りやすいでしょうがロスなく乗れるのは内枠の方なので、他馬に迷惑をかける可能性はあるとしても絶対的なスピードで抜け出せるはずです。左回りは初めてとなりますが折り合いだけの問題ですので回りは気にしていません。重賞3勝、G1・4着2回の実績で55キロは恵まれたハンデと言えます。
○ナランフレグは一昨年の3着馬。オープン勝ちは前走が初めてですが2着は3回ありました。元々左回りが得意で右芝【1・1・1・5】に対して左芝【2・2・0・5】、特に中京芝が【1・2・0・1】と最も得意でセントウルS10着以外は崩れていません。
芝1200メートルのレースが設定されている競馬場で最も直線が長いのが中京の412・5メートルというのも有利に働いているのかもしれません。新潟(358・7メートル)、阪神(359メートル)より60メートル以上長いです。
▲エーポスはインを突いて良績がある差し馬で今回外枠に入りましたが、半兄にカイザーミノルがいて成長力もあるでしょう。
☆カレンモエは全【4・4・2・2】、重賞でも首、鼻、首での2着があって4カ月半ぶりでも押さえには必要とみました。
馬連(3)(10)
3連複(3)(10)-(13)(9)
3連単(3)(10)(13)、(3)(10)(9)
計5点×2000円=1万円
2レーストータル2万円
(先週までマイナス8万円。回収率0%)
[2022年01月29日]
- 堀川一佳
- 堀川一佳(ほりかわ・かずよし)1963年(昭38)8月27日生まれ。競馬歴(観戦歴含む)44年。中学1年の秋、グリーングラスの菊花賞を見て競馬の魅力に取りつかれる。2012年のフェブラリーS(1着テスタマッタ、2着シルクフォーチュン、3着ワンダーアキュート)を当て、100万円の税金を納めた経験を持つ。2020年4〜8月に日刊スポーツ(駅売り)で、買い目数を抑えてローリスク・ハイリターンを目指すコラム「コンパクト馬券術」を連載した。
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