2戦2勝の得意舞台ダノンマジェスティ1着固定/日経新春杯
【中京11R・日経新春杯】
◎(15)ダノンマジェスティ
○(4)ステラヴェローチェ
▲(8)フライライクバード
☆(3)マイネルウィルトス
昨年中京競馬場では平地重賞が芝16、ダート4の20レース行われましたが、特に逃げ先行馬の活躍が目立ったのが6レースあった芝2000メートル戦でした。
愛知杯は前半57秒9というハイペースになったため差し追い込み決着。きさらぎ賞も逃げたタガノハイは4着止まりでしたが、金鯱賞はしんがり人気ギベオン、鳴尾記念は8番人気ユニコーンライオンの逃げ切り。ローズSは12番人気エイシンヒテン2着。中日新聞杯に至っては8番人気ショウナンバルディ、17番人気アフリカンゴールドで驚異の行った行ったでした。
芝2200メートル戦は3レース中、逃げた馬は京都新聞杯のルぺルカーリア2着だけなので、中京芝2000メートルと2200メートルでは、中山の芝1800メートルと2000メートルと同じような感覚でいいのかもしれません。
今週は芝2000メートルで愛知杯、2200メートルで日経新春杯が行われますが、同じような結果ばかりということにはならないと思っています。
今年の日経新春杯は前走逃げた馬がショウナンバルディとマイネルフラップ。先行したのはアフリカンゴールド、トップウイナー、モズナガレボシくらいでそれほど速いペースにはならない可能性が高そうですが、ここは◎ダノンマジェスティを狙ってみたいです。
アルアインとシャフリヤールの全兄弟。7歳ながらまだ10戦しかしていないのは屈腱炎で1年4カ月の休養を余儀なくされたためですが、そのブランク明けがプラス16キロで逃げてポタジェと首差の2着。3着☆マイネルウィルトスには3馬身半の差をつけました。中京芝2200メートルは2戦2勝。持ちタイム2分10秒8もNO・1。8枠15番に入ってしまいましたがゲートさえまともならハンデ55キロだけに先行も可能とみています。
岩田望騎手はここまで重賞では90戦して2着6回、3着4回と勝てそうで勝てませんが、ここは1着固定で決め打ちします。
相手は57キロでも○ステラヴェローチェ。コース、展開、馬場を問わず崩れませんが、重賞勝ちは不良馬場の2回だけというのが不安とみて2着に固定します。
▲フライライクバードは中京【2・1・1・0】、2200メートルも【2・1・0・1】というベスト条件。いつも人気だけに妙味はありませんが、崩れないだけに3番手には必要でしょう。
☆マイネルウィルトスは前々走アルゼンチン共和国杯では56キロで55キロ▲フライライクバードに先着。ここも同じハンデなら再び先着する可能性はあるはずです。
馬連(4)(15)
3連複(4)(15)-(8)(3)
3連単(15)(4)(8)、(15)(4)(3)
計5点×2000円=1万円
【中山11R・京成杯】
◎(15)ロジハービン
○(5)アライバル
▲(4)ヴェールランス
☆(11)テンダンス
ハービンジャー産駒が初めて勝った重賞が京成杯(ベルーフ)で、3回目に勝ったのも京成杯(プロフェット)でした。
その他中山芝2000メートルでは紫苑Sで2勝(ディアドラ、ノームコア)していて、G1・2着(皐月賞ペルシアンナイト)もあります。
人気は○アライバル断然でしょうが、母クリミナルが桜花賞2着、オークス3着と勝ち切れてはおらず、半姉ククナも重賞では2着1回、3着1回と勝ってはいないので、1着固定は危険とみました。
ただ昨年の新潟2歳Sはかなりレベルが高かった印象で、オニャンコポンを除く15頭が1勝馬というここに入れば、人気でも逆らえないと思っています。
◎ロジハービンは前走中山芝2000メートル未勝利戦で前が開くのを待ってあっさりかわした勝ちっぷりが素晴らしく、8枠15番枠でも伸び伸びと走れればそれほど不利にはならないと考えます。
血統的にも祖母がエフフォーリアの母と姉妹というケイティーズから出る名門。馬格もあって国枝厩舎所属、鞍上戸崎圭太ならここに入っても十分通用するでしょう。
3番手はエリカ賞2着▲ヴェールランス、東京スポーツ杯3着☆テンダンス、百日草特別1着オニャンコポン、2着ホウオウプレミアなど迷いますが、▲ヴェールランスと☆テンダンスは中京芝2000メートルの新馬戦で対戦していて半馬身▲ヴェールランスが差し切っているだけに、こちらを上に見たいと思います。
父キタサンブラック、母は桜花賞馬ジュエラーと活躍馬同士の配合というのも能力を計る上で想像しやすいです。
☆テンダンスは半兄がスズカコーズウェイ(父ジャイアンツコーズウェイ)とカデナ(父ディープインパクト)、父がジャスタウェイに替わっても素質が見劣らないというのは牝系の優秀さを示しています。
馬連(5)(15)
3連複(5)(15)-(4)(11)
3連単(15)(5)(4)、(15)(5)(11)
計5点×2000円=1万円
2レーストータル2万円
(先週までマイナス4万円、回収率0%)
[2022年01月15日]
- 堀川一佳
- 堀川一佳(ほりかわ・かずよし)1963年(昭38)8月27日生まれ。競馬歴(観戦歴含む)44年。中学1年の秋、グリーングラスの菊花賞を見て競馬の魅力に取りつかれる。2012年のフェブラリーS(1着テスタマッタ、2着シルクフォーチュン、3着ワンダーアキュート)を当て、100万円の税金を納めた経験を持つ。2020年4〜8月に日刊スポーツ(駅売り)で、買い目数を抑えてローリスク・ハイリターンを目指すコラム「コンパクト馬券術」を連載した。
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