鬼才堀川一佳の二番勝負

54キロで出られる3冠牝馬◎デアリングタクトが2年ぶりに勝つ/オールカマー

【中山11R・オールカマー】

◎(8)デアリングタクト

○(5)ヴェルトライゼンデ

▲(10)テーオーロイヤル

☆(4)ソーヴァリアント

今週は芝2200メートルのG2戦が2つ組まれています。本来2200メートルの重賞レースはG1・2つ(宝塚記念、エリザベス女王杯)、G2・5つ(AJCC、京都記念、京都新聞杯、セントライト記念、オールカマー)ですが、京都競馬場改修工事のためここ3年間は日経新春杯と神戸新聞杯も中京芝2200メートルで行われます。

中山芝2200メートルのG2・3レースが道悪馬場だったのはここ10~11年で4回ありまして、AJCCがルーラーシップ(2分17秒3)、アリストテレス(2分17秒9)、セントライト記念がリオンリオン(2分11秒5)、オールカマーがナカヤマナイト(2分15秒5)。1月の不良馬場はかなり時計がかかりますが、9月ではそれほどの極悪馬場にはならないことが分かります。

逃げ切りはAJCCがゼロ、セントライト記念が1回(バビット)、オールカマーも1回(スティッフェリオ)とそれほど逃げ馬が有利ではないと言えると思います。

中山競馬場は台風の影響を受けるのは土曜日までで日曜は回復傾向なので、馬場はやや重程度になると考えています。逃げたいのはバビットとキングオブドラゴンだと思いますが、バビットは19カ月ぶりの上に大外枠ですので無理はしないでしょうから、キングオブドラゴンの単騎でのスローペースが予想されます。

人気馬4頭の中で一番早めに動きそうなのは▲テーオーロイヤルで、前走天皇賞・春でもタイトルホルダーを負かしに強気に乗って見どころ十分の3着、決め手はそれほどなくても、追ってばてない魅力を鞍上菱田騎手が最も理解している点を高く評価したいと思います。

次いで動きそうなのは☆ソーヴァリアント。中山芝2200メートルは【1・2・0・0】と崩れたことがなく、昨年のセントライト記念でも0・1秒差2着、チャレンジCではスローペースを2番手から33・9秒の上がり最速で3馬身半差楽勝しました。ただ後肢骨折明けで9カ月ぶりだけに4番手の押さえとします。

◎デアリングタクトは3冠牝馬なのに一昨年の秋華賞から勝ち鞍がないため54キロで出走できるのが有利。馬場は渋ったままでも回復しても全く問題なく、たたき2戦目の宝塚記念でディープボンドをギリギリかわして3着に入ったのが地力の証明だと思います。ここは2年ぶりの勝利を期して勝ちに徹してほしいところでしょう。

○ヴェルトライゼンデは前走鳴尾記念で1年4カ月ぶりを克服して重賞初制覇。34年前のオールカマーでのスズパレードの1年3カ月ぶりを1カ月更新する超ロングシュートを決めました。○ヴェルトライゼンデは全【3・4・1・2】ですが、G1・3戦(皐月賞8着、ダービー3着、菊花賞7着)を除けば全て連対している堅実タイプ。中山芝も【0・3・0・1】で昨年のAJCCでも不良馬場でアリストテレスの2着。馬場も不問だけに安心して馬券は買えるとみて2着に固定しました。

馬連(5)(8)

3連複(5)(8)-(10)(4)

3連単(8)(5)(10)、(8)(5)(4)

計5点×2000円=1万円

【中京11R・神戸新聞杯】

◎(2)ボルドグフーシュ

○(5)ヴェローナシチー

▲(11)パラレルヴィジョン

中京競馬場は金曜日が大雨ですが、土曜日午前中からは好天の予報なので日曜日には良馬場まで回復するかもしれません。ここは17頭と多頭数ですが、逃げたいのは岩田騎手のビーアストニッシドと秋山真騎手のメイショウラナキラくらいなのでペースは上がらないでしょう。スローの決め手勝負になると考えて追って味のある馬を中心に買うことにします。

◎ボルドグフーシュはダービー出走を狙った京都新聞杯で最後方から追い込んで3着。レコードが出た高速馬場で5ハロン58・2秒のハイペース、早めにまくった○ヴェローナシチーとインを抜けて来たアスクワイルドモアには全く届きませんでしたが、大外を回って上がり35・0秒は最速でした。前走は古馬相手にスローペースを外一気。一番強かったのが3走前の阪神芝2400メートルで5ハロン1分2秒3のペースを上がり33・3秒。2着デライトバローズは次走青葉賞で故障して最後方入線ですが、3着アーテットは先週3勝目を挙げた超良血馬ですので、相手に恵まれたわけでもなかったです。ゲートが遅いのでどうしても後ろからの競馬になりますが、1枠2番を引いただけに初騎乗となる吉田隼騎手が馬群の間を抜けるような乗り方をしてくれれば差し切るケースもあると思います。

○ヴェローナシチーはまだ1勝馬ですが全【1・3・3・0】と全て馬券圏内なのが魅力の馬。◎ボルドグフーシュがサンデーサイレンス3×3なのに対し、○ヴェローナシチーはサンデー4×3というエピファネイア産駒の活躍馬に共通するインブリードを持っています。ちなみに京都新聞杯の勝ち馬アスクワイルドモアもサンデー3×3ですが、ここは16番枠に入っただけに乗り方が難しくなったとみて無印にしました。

▲パラレルヴィジョンは2戦2勝のキズナ産駒。国枝厩舎、ルメール騎手のコンビでどうしても人気になってしまうのがネックですが、前走の上がり33秒5の末脚、1分58秒0の勝ちタイム、勝ちっぷりともに文句の付けようのないものでした。ただ2着エイカイマッケンロは1番人気で先週アーテットに負けていますし、3着バラジも勝ち切れずまだ1勝クラスにいるので対戦相手はそう強調出来るものではないです。

1番人気が予想されるプラダリアはダービーでも本命にした馬ですが、3戦目に未勝利戦を勝ち上がったたたき良化型というコメントがあり、池添騎手が休み明けの感じがあるとも言っていますので、ここは思い切って軽視しました。

馬連(2)-(5)(11)

3連複(2)(5)(11)

3連単(2)(5)(11)、(2)(11)(5)

計5点×2000円=1万円

2レーストータル2万円

(先週までマイナス54万100円。回収率28・9%)

 [2022年09月24日]

堀川一佳
堀川一佳(ほりかわ・かずよし)1963年(昭38)8月27日生まれ。競馬歴(観戦歴含む)44年。中学1年の秋、グリーングラスの菊花賞を見て競馬の魅力に取りつかれる。2012年のフェブラリーS(1着テスタマッタ、2着シルクフォーチュン、3着ワンダーアキュート)を当て、100万円の税金を納めた経験を持つ。2020年4〜8月に日刊スポーツ(駅売り)で、買い目数を抑えてローリスク・ハイリターンを目指すコラム「コンパクト馬券術」を連載した。

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