エディスワートンの20「こんなにいい馬をやらせていただけるのかと、ほれぼれ」/田中博厩舎
「POG2022 厩舎別注目2歳馬」の第2弾では、昨年ホープフルS覇者キラーアビリティを育てた栗東・斉藤崇史厩舎と、美浦・田中博康厩舎の入厩予定馬を取り上げる。
- 田中博厩舎入厩予定の本紙注目2歳馬
開業5年目の田中博厩舎は現在14勝で関東リーディング首位と勢いに乗る。
- フローレスダンサーの20(社台RH提供)
フローレスダンサーの20(牡、父モーリス、馬名予定フローレスビート)は祖母がG1・2勝馬ダンスインザムード。半兄バジオウも師が管理し昨年のダービーで9着に入った。師は「父が替わり体に締まりがある。運動神経がいいですね」とうなずく。エディスワートンの20(牡、父ハーツクライ、馬名予定エディストーン)は「こんなにいい馬をやらせていただけるのかと、ほれぼれしました」と好馬体が光る。ビキニブロンドの20(牡、父ジャスタウェイ)はセレクトセールで7400万円(税抜き)の値がついた。「成長が追いついていませんが素質は高く、今後ガラッと変わってきそうです」と先を見据える。
牝馬ではエクセレンス2の20(父キタサンブラック、馬名予定パルティキュリエ)に注目。半兄レクセランスは一昨年の牡馬3冠レースに全出走。師は「スピードがありますし血統馬らしく素質を感じます」と見込んだ。【桑原幹久】
[2022年04月20日]
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