ドバイのダークホースをご紹介します どの馬も絡めば好配当の期待が・・・
30日(土曜)に迫ったドバイワールドカップデー。ここではドバイシーマクラシックを除く3つのレースに潜むダークホースを挙げてみました。
【ドバイワールドカップ】
地元のカビルカーンは話題性もあって人気過剰になりそうです。ならば、まったく人気のない米国のクラプトン(牡5、父ブレズレン)はどうでしょう。他の米国勢に先駆けて1月にドバイ入り。メイダンでの2走はともに3着と強調材料は乏しいのですが、使われつつ徐々にクラス慣れを感じさせています。馬主の“RRR Racing”はUAE王族の競馬法人。隣のデルマソトガケについて行ってここも3着なら・・・。
【ドバイターフ】
香港のヴォイッジバブル(セン5、父ディープフィールド)の人気が薄いようです。香港のビッグ3(ゴールデンシックスティ、ロマンチックウォリアー、ラッキースワイネス)の陰に隠れていますが、前走のG1香港ゴールドカップでは1歳上のロマンチックウォリアーとたたき合って首差2着。昨年の香港ダービー優勝後、一戦ごとに強くなっています。スタートが速く、最後も長くいい脚を使う馬。絶好の最内枠を引いてツキも味方しています。仮にここにロマンチックウォリアーが出ていれば、それなりの人気になったはず。ここで好勝負して不思議はありません。
【ドバイゴールデンシャヒーン】
ダート1200メートル戦。21年のゼンデン、22年のスイッツァランドと2年連続して最低人気馬が優勝するなど波乱の可能性を秘めています。今年も一筋縄ではいかないメンバー構成になりました。
600キロ近い巨体のパワフルランナー、ドンフランキー(牡5、父ダイワメジャー)に白羽の矢を立てました。G1フェブラリーSの9着で一気に人気を下げていますが、昨年は6戦して<1><4><1><1><2><1>着。そのすべてで先頭を譲っていません。3番枠ならここでも主導権を握れるはず。逃げ切りに期待します。
(ターフライター奥野庸介)
※競走成績などは2024年3月29日現在
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[2024年03月29日]
- 奥野庸介
- 奥野庸介(おくの・ようすけ)1955年(昭30)北海道小樽市生まれ。79年に有限会社サラブレッド・インフォメーション・システムに入社。海外の競馬情報を日刊スポーツや週刊競馬ブックなどに提供している。現代表。
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