パワーアップしたクルゼイロドスル/ダービー卿CT
中山11R・ダービー卿CT クルゼイロドスルを狙う。前進気勢が強く折り合い面に不安はあるが、少しずつ我慢することを覚えてきた。前走の節分Sは大外14番枠で前に壁ができず頭を上げるシーンもあったが、何とか収まって5、6番手をキープ。3角で馬の後ろにつけてからはリズムも戻った。
これまでなら抑えが利かず、体力を消耗していただろう。少しでも脚をためられた分、ゴール前の競り合いで半馬身抜け出すことができた。今回、重賞で流れが速くなれば、競馬もしやすい。中山マイルの外枠で楽ではないが、前走で我慢させたことが生きれば、しまいの伸びも違ってくる。
精神面の成長に加え、馬体の充実も見逃せない。昨年11月のノベンバーSから484キロ→492キロ→498キロと増え続け、デビュー時(460キロ)より約40キロも大きくなった。もともと素質の高い馬だが、ここへきて体力が追いついてきた印象。このメンバーでも勝機はある。単複(13)と馬連(13)から(9)(7)(2)(5)(8)(10)(11)(15)。
[2024年03月29日]
- 水島晴之
- 水島晴之(みずしま・はるゆき)1960年(昭和35年)10月25日、東京都生まれ。0歳から東京競馬場で英才教育。カタカナを覚えるのは早かった。小3の時、競馬専門紙の「ダービー観戦記」に応募。佳作に選ばれスポーツ新聞の取材を受ける。15年後、その道へ。タケシバオー最強説を唱える。
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