樫狙いパーソナルハイが後続封じる/オークス
東京11Rオークス 今年はアーモンドアイ、デアリングタクトのような傑出した馬はいない。桜花賞も1着スターズオンアースから10着ナミュールまで0秒3差という接戦だった。阪神1600メートルから東京2400メートルに替われば、当然レースプランも、結果も違ってくる。ここは距離適性を重視して、グリ◎パーソナルハイに期待した。
桜より樫狙いなのは、デビューからの使い方を見れば分かる。マイルの新馬で5着に敗れると、2000メートルに距離を延ばして2、1着。初勝利を挙げた。桜花賞が春の最大目標なら、距離を短縮しても延ばすことはない。ステップ戦もフラワーC(中山1800メートル)を選択。オークスを頭に入れたローテを組んできた。
前走フローラSは2着に逃げ粘って優先出走権を獲得。エリカヴィータに差されたのは目標になった分。しかも、向正面では掛かったシンシアウィッシュに絡まれる厳しい流れ。それでも上がり34秒9の脚を使えたのは、スタミナがある証拠だ。桜花賞は直線でぶつけられる不利があっての0秒2差。逃げても、2番手でも競馬はできる。直線早め先頭から後続の追い上げを封じる。単複(13)と馬連(13)から(6)(9)(16)(1)(3)(4)(8)(18)。
[2022年05月21日]
- 水島晴之
- 水島晴之(みずしま・はるゆき)1960年(昭和35年)10月25日、東京都生まれ。0歳から東京競馬場で英才教育。カタカナを覚えるのは早かった。小3の時、競馬専門紙の「ダービー観戦記」に応募。佳作に選ばれスポーツ新聞の取材を受ける。15年後、その道へ。タケシバオー最強説を唱える。
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