ジャックルマロワ賞G1

8月14日(日) 仏ドーヴィル競馬場
芝1600メートル

日本馬バスラットレオン(牡4、矢作)は7着に敗れた。98年タイキシャトル以来、24年ぶり2頭目の日本馬によるジャックルマロワ賞制覇はならなかった。
抜群のダッシュでゲートを飛び出すと迷わずハナを奪った。1頭だけ外ラチ沿いに持ち出し、馬群を率いた。
勝負どころで満を持して追い出されたが、最後は欧州の強豪マイラーの伸びが上回った。
今年は2月下旬にドバイのダートG2ゴドルフィンマイルで海外重賞初参戦Vを決めた。
その後は欧州に矛先を向け、前走は英国のサセックスSで世界ランク1位のバーイードに屈し4着。
半月で英仏G1を転戦するタフな挑戦は実らなかったが、貴重な経験となったに違いない。
勝ったのは英国馬インスパイラル(牝3、J・ゴスデン)。デットーリ騎手はこのレース3連覇で7度目の勝利となった。

◆海外馬券売得金 JRAは14日、ジャックルマロワ賞の売り上げが10億9961万7200円だったと発表した。馬券式別で最もシェアを占めたのは3連単の43.1%(4億7410万8800円)だった。

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昨年のVTR

L・デットーリ騎乗のパレスピアが連覇を果たした。馬群が一団となって進む中、1番人気のパレスピアは後方待機。勝負どころでゴーサインを出すと、勢い良く先頭へ躍り出た。ラストはラチ沿いを走る2番人気のポエティックフレアが懸命に伸びてきてが、首差で接戦を制した。パレスピアは春から4連勝でGⅠ5勝目を飾った。3着は道中ハナを切ったオーダーオブオーストラリア。