凱旋門賞G1

10月2日(日)午後11時05分(現地時間午後4時05分)発走予定 パリロンシャン競馬場
2400メートル(芝)3歳以上 斤量4歳牡馬59.5キロ、3歳牡馬56.5キロ(牝馬はそれぞれ1.5キロ減)

日本競馬界の悲願はまたしてもかなわなかった。過去最多の4頭が参戦した世界最高峰の舞台で、G1・3勝馬タイトルホルダー(牡4、栗田)は11着に敗れた。直前に降り出した雨の中、パリロンシャンでも果敢な逃げで風を切ったが、重い馬場にスピードをそがれて失速した。勝ったのは英国馬アルピニスタ(牝5、M・プレスコット)。日本ダービー馬ドウデュース(牡3、友道)は19着、ステイフーリッシュ(牡7、矢作)は14着、ディープボンド(牡5、大久保)は18着に敗れた。
勝ったのは、フランケル産駒の英国馬アルピニスタ(牝5、M・プレスコット)だった。好位追走から残り300メートルでタイトルホルダーに馬なりで並びかける。そこから一気に抜け出すと、最後まで力強い末脚で後続を封じG1・6連勝を飾った。2着はフランスダービー馬のヴァデニ(牡3、JC・ルジェ)。昨年覇者のトルカータータッソ(牡5、M・ヴァイス)が3着に食い込んだ。

凱旋門賞の売上は、64億9599万2800円と過去最高となった。

PDF成績

PDF出馬表

海外競馬の馬券作戦を後押しするため、極ウマ・プレミアムでは、凱旋門賞のPDF出馬表を用意しました。過去のデータや記者予想など、馬券作戦にお役立て下さい。フルゲートは20頭。並びは向かって右からゲート番。馬券発売時に入力する馬番は各馬の上に書かれている番号です。[有料]

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凱旋門賞が行われるパリロンシャン競馬場について解説します。

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過去の凱旋門賞からデータを取り、勝ち馬を探ります。データが導いた今年の勝ち馬とは?

昨年のVTR

伏兵トルカータータッソ(牡4、M・ヴァイス)がドイツ調教馬史上3頭目の凱旋門賞制覇となった。1番人気のハリケーンレーン、2番人気のタルナワが最後の直線で激しいたたき合いをする中、中団で脚を温存していたトルカータータッソが外から豪脚を発揮。4分の3馬身差で差し切り、ブービー人気馬(JRAオッズ13番人気)が大金星をあげた。鞍上のR・ピーヒュレク騎手は凱旋門賞初騎乗。なお、日本馬のクロノジェネシスは7着、ディープボンドは14着に敗れた。