ドバイワールドカップデー特集

ついに日本馬が砂のドバイワールドCを制した。ウシュバテソーロ(牡6、高木)が海外初遠征で偉業を成し遂げた。直線で差し切り5連勝、G1を3連勝。日本勢としては11年ヴィクトワールピサ以来12年ぶり2度目の勝利。12年前はオールウエザーで、ダートで歴史的な1勝を挙げた。今後は凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月1日=パリロンシャン)を視野に入れる。ドバイシーマクラシックはイクイノックス(牡4、木村)が衝撃的な勝利を飾った。

■ドバイワールドカップ デーの売上
【合計】:61億100万4900円
ドバイゴールデンシャヒーン:11億7801万7800円
ドバイターフ:12億3442万5600円
ドバイシーマクラシック:17億1555万7000円
ドバイワールドカップ:19億7300万4500円
■JRAは26日、ドバイ国際競走で発売した4レースの売り上げが合計で61億100万4900円だったと発表した。
過去最高だった昨年49億5441万8900円を11億円以上も上回り新記録となった。今年は馬券発売対象外の2レースを含めると日本馬は過去最多26頭が出走。ウシュバテソーロが制したドバイワールドCが最も多い売り上げで、19億7300万4500円だった。

■馬券発売の4競走に出走した日本馬は次の通り。
▽ドバイゴールデンシャヒーン(G1、ダート1200メートル) ジャスティン(牡7、矢作)、リメイク(牡4、新谷)、レッドルゼル(牡7、安田隆)、レモンポップ(牡5、田中博)

▽ドバイターフ(G1、芝1800メートル) ヴァンドギャルド(牡7、藤原英)、セリフォス(牡4、中内田)、ダノンベルーガ(牡4、堀)

▽ドバイシーマC(G1、芝2410メートル) イクイノックス(牡4、木村)、ウインマリリン(牝6、手塚)、シャフリヤール(牡5、藤原英)

▽ドバイワールドC(G1、ダート2000メートル) ヴェラアズール(牡6、渡辺)、ウシュバテソーロ(牡6、高木)、カフェファラオ(牡6、堀)、クラウンプライド(牡4、新谷)、ジオグリフ(牡4、木村)、ジュンライトボルド(牡6、友道)、テーオーケインズ(牡6、高柳大)、パンサラッサ(牡6、矢作)