今週の注目レース

  1. 注目佐藤哲三のエリザベス女王杯予想は?

フィーチャー

エリザベス女王杯(G1)

11月10日(日)京都競馬場芝2200メートル 3歳以上オープン・牝

エリザベス女王杯の見どころ

世代を超えた「女の戦い」から目が離せない!

11月10日、京都競馬場で秋の女王を決めるエリザベス女王杯(G1、芝2200メートル)が行われる。今や歴史的名牝となったアーモンドアイこそ不在だが、無敗のオークス馬ラヴズオンリーユー(3歳、矢作)、ついにG1馬の称号をつかんだ秋華賞馬クロノジェネシス(3歳、斉藤崇)など、バラエティーに富んだメンバーがそろった。

やはり中心は2頭の3歳馬、ラヴズオンリーユーとクロノジェネシスだろう。ラヴズはここまで無傷の4連勝。右前脚ひづめの炎症で、目標としていた秋華賞を使えなかったのは誤算だったが、すぐここに目標を切り替え順調な調整を続けてきた。4戦すべてが上がり最速という驚異的な決め手を持ち、オークスでマークした2分22秒8はレースレコードだった。ぶっつけとはいえ、絶対的な能力でねじ伏せる可能性は高い。

対照的にジェネシスは4度目のG1挑戦で、悲願の戴冠だった。阪神JF2着、桜花賞、オークスともに3着と、あと一歩及ばなかったタイトルに、ようやく手が届いた。オークスから秋華賞の間で馬体重は20キロ増えていたが、それはすべて成長分。どこからでも競馬ができる自在性と決して崩れない安定感が最大の武器で、ここでも大崩れは考えられない。

忘れてはならないのが、もう1頭のG1馬ラッキーライラック(4歳、松永幹)。一昨年の2歳女王で、桜花賞2着、オークス3着と実績は十分だ。5カ月ぶりの府中牝馬Sも負けて強しの3着。鞍上に名手スミヨン騎手を迎え、2200メートルさえ克服できれば怖い存在だ。

あとは府中牝馬Sを制し充実一途のスカーレットカラー(4歳、高橋亮)、このレースで2年連続2着のクロコスミア(6歳、西浦)、重賞2着5回という堅実さを誇るフロンテアクイーン(6歳、国枝)、未勝利~オープン特別まで4連勝中のポンデザール(4歳、堀)など伏兵陣も多彩。世代を超えた「女の戦い」から目が離せない。