今週の注目レース
フィーチャー
過去10年の成績
2022年 ポタジェ

8番人気のポタジェが、最後の直線での激しい追い比べを制して優勝。重賞初制覇がG1という快挙を達成した。首差2着は3番人気レイパパレ。さらに鼻差の3着には7番人気のアリーヴォが入った。なお、1番人気に支持されたエフフォーリアは9着に敗れた。
2021年 レイパパレ

重馬場で行われた1戦は、押し出される形でハナに立った4番人気レイパパレが、メンバー最速タイの上がりで押し切り圧勝。無傷の6連勝でG1初制覇を飾った。4馬身差の2着は6番人気モズベッロ。馬場状態にスピード・瞬発力を削がれた1番人気コントレイルは3着、2番人気グランアレグリアは4着に終わった。
2020年 ラッキーライラック

1番人気ダノンキングリーが逃げる意外な展開に。スローペースには持ち込み逃げ込みを図ったが、目標にされる形となり3着に終わった。直線での追い比べを制したのは、先団を追走した2番人気ラッキーライラック。上がり最速の切れ味を見せG1・3勝目を飾った。首差2着には4番人気クロノジェネシスが入った。
2019年 アルアイン

先団を追走したアルアインが、最後の直線でしぶとく抜け出しG1・2勝目を飾った。17年の皐月賞以来、勝ち鞍に恵まれていなかった事もあって9番人気。その低評価を覆す意地の勝利だった。鞍上の北村友騎手はデビュー14年目で悲願のG1初制覇。2着は首差で2番人気キセキ、3着にはさらに首差で4番人気ワグネリアン が入った。1番人気に支持されたブラストワンピースは6着に敗れた。
2018年 スワーヴリチャード

ヤマカツライデンが作ったペースは1000メートル通過が61秒1というスロー。向正面で後方に待機していたスワーヴリチャードが動く。馬群の外から一気に上昇し、4コーナーで先頭に立つと、馬群から抜け出してきたペルシアンナイトと食いさがるアルアインを振り切ってゴールした。勝ち時計は1分58秒2。G1馬5頭の豪華メンバーを制し、G1初制覇を成し遂げた。
2017年 キタサンブラック

G1昇格して初のレース。マルターズアポジーが後続を離して逃げる展開となった。昨年、2着に敗れたキタサンブラックは、道中3番手に位置取り、3コーナーから早くも動く。ラスト300メートルで先頭に立つと、力ずくで押し切り、堂々の横綱競馬でG1・4勝目を飾った。2着はキタサンブラックをマークするレースをしたステファノス、3着はヤマカツエースが入たっ。
2016年 アンビシャス

前年の菊花賞馬キタサンブラックがハナに立ち、直後にアンビシャスが付ける形。平均より遅めの流れでレースは進み、直線に向いてもこの2頭に迫る馬はいなかった。直線で引き離しにかかったキタサンブラックに、外から1完歩ずつ差を詰めるアンビシャス。ゴール寸前でアンビシャスが首差とらえ、1分59秒3で重賞2勝目を手にした。
2015年 ラキシス

前年覇者キズナが単勝1.4倍の断然人気。ゼロスが不良馬場にしては61秒1とかなり速いペースで後続を離しながら逃げたが、3角過ぎで馬群に飲み込まれた。直線を一団で迎えると、大外からキズナ、その内からラキシスが抜け出し、ラスト1ハロンで2頭が馬体を併せた。しかしそこからラキシスがキズナを突き放し、前年エリザベス女王杯を制して以来の重賞2勝目を手中にした。
2014年 キズナ

前年の菊花賞馬エピファネイアとダービー馬キズナが人気を二分し、前年の牝馬2冠メイショウマンボが続く。8頭立てながら注目を集めた一戦は、平均ペースでカレンミロティックなど3頭が後続を引き離す形で、エピファネイアは後方3番手、キズナは最後方から運んだ。直線で2番手から6番人気トウカイパラダイスが先頭へ立つも、外からキズナが一気の末脚でとらえて快勝した。エピファネイアは3着、メイショウマンボは7着。
2013年 オルフェーヴル

単勝1.2倍の1番人気に支持されたオルフェーヴルが、その人気にたがわぬ走りを見せた。前半1000メートル61秒5と緩めのペースでコパノジングーが逃げたが、道中は後方から運んでラスト3ハロン手前から一気に進出。ラスト1ハロンの手前で先頭へと立つと、その直後から迫る昨年覇者ショウナンマイティに半馬身差をつける快勝を決めた。なお3着はエイシンフラッシュ。
歴代優勝馬
回(年) | 優勝馬名 | 騎手 |
---|---|---|
第66回(2022) | ポタジェ | 吉田隼人 |
第65回(2021) | レイパパレ | 川田将雅 |
第64回(2020) | ラッキーライラック | M.デムーロ |
第63回(2019) | アルアイン | 北村友一 |
第62回(2018) | スワーヴリチャード | M.デムーロ |
第61回(2017) | キタサンブラック | 武豊 |
第60回(2016) | アンビシャス | 横山典弘 |
第59回(2015) | ラキシス | C.ルメール |
第58回(2014) | キズナ | 武豊 |
第57回(2013) | オルフェーヴル | 池添謙一 |
第56回(2012) | ショウナンマイティ | 浜中俊 |
第55回(2011) | ヒルノダムール | 藤田伸二 |
第54回(2010) | テイエムアンコール | 浜中俊 |
第53回(2009) | ドリームジャーニー | 池添謙一 |
第52回(2008) | ダイワスカーレット | 安藤勝己 |
第51回(2007) | メイショウサムソン | 石橋守 |
第50回(2006) | カンパニー | 福永祐一 |
第49回(2005) | サンライズペガサス | 幸英明 |
第48回(2004) | ネオユニヴァース | M.デムーロ |
第47回(2003) | タガノマイバッハ | 安藤勝己 |
第46回(2002) | サンライズペガサス | 安藤勝己 |
第45回(2001) | トーホウドリーム | 安藤勝己 |
第44回(2000) | メイショウオウドウ | 飯田祐史 |
※2017年よりG1に格付変更。