今週の注目レース
フィーチャー
過去10年の成績
2022年 ヴェラアズール

3番人気のヴェラアズールが3連勝でG1初勝利を手にした。中団を追走し、直線は馬群を縫うように末脚を発揮。ムーア騎手の好騎乗も光り、4分の3馬身差で差し切った。渡辺師はJRA・G1初制覇。C・デムーロ騎手の1番人気シャフリヤールが2着。レーン騎手の4番人気ヴェルトライゼンデが3着。
2021年 コントレイル

中団を追走した1番人気コントレイルが、最後の直線で外から鋭く伸びて差し切り勝ち。ラストランでG1・5勝目を挙げた。福永騎手、矢作師ともにジャパンC初制覇。2馬身差2着は3番人気オーソリティ。さらに1馬身半差の3着には2番人気シャフリヤールが入った。
2020年 アーモンドアイ

好位を追走した1番人気アーモンドアイが、残り100メートルで先頭に立つと、後続の追撃を抑えてG1・9勝目。自身が持つ芝G1勝利記録を更新し、有終の美を飾った。鞍上のルメール騎手は09年ウオッカ、18年アーモンドアイに続きこのレース3勝目。2着は1馬身4分の1差で2番人気コントレイル、さらに首差3着には3番人気デアリングタクトが入り、3冠馬のワンツースリーとなった。
2019年 スワーヴリチャード

先団を見ながら内々から進んだ3番人気スワーヴリチャードが、直線でラチ沿いから伸びて差し切り勝ち。大阪杯に続くG1・2勝目を飾った。鞍上のマーフィー騎手はJRA・G1初勝利。4分の3馬身差の2着は5番人気カレンブーケドール。3着には1馬身半差で2番人気ワグネリアンが入った。なお1番人気の支持を集めたレイデオロは11着に敗れた。
2018年 アーモンドアイ

ルメール騎手騎乗の単勝1.4倍のアーモンドアイが、衝撃的な勝ち方でG1・4勝目を飾った。キセキが単騎で逃げ、3馬身ほど離れた2番手にアーモンドアイが追走。持ったままで直線に入ると、外からキセキを楽々かわして1馬身3/4馬身差で楽勝。牝馬3冠に続いて、6連勝を飾った。牝馬ながら、勝ち時計は2分20秒6という驚異的なレコードをマーク。2着は4番人気キセキで、3着は2番人気スワーヴリチャードだった。
2017年 シュヴァルグラン

有馬での引退を控えた1番人気・キタサンブラックが、昨年と同じようにハナを切り、ペースを作る。4コーナーを回り直線を向いても独走が続き、今年もキタサンの優勝かと思われた残り100メートル手前で、シュヴァルグランが猛然と脚を伸ばし、一気に突き放す。ダービー馬レイデオロの急追もしのぎ、シュヴァルグランが国内外のG1馬9頭を従えてフィニッシュした。
2016年 キタサンブラック

枠順を利して一気にハナを奪ったのが、1番人気のキタサンブラック。前半1000メートルを61秒7とG1としては平均やや遅めのペースで淡々と流れた。直線に向いて後続が差を詰めてきたが、坂の上がりで後続を突き放すと、そのまま逃げ込みを図る。後半1000メートルが58秒9、上がり3ハロン34秒7という理想的な競馬で、2着サウンズオブアースを2馬身半振り切った。
2015年 ショウナンパンドラ

カレンミロティックが逃げ、3角過ぎにゴールドシップがまくり上げる。これでレースが激しくなる。天皇賞・秋の再現のように1番人気ラブリーデイが直線に入ってカレンをかわすが、内からはラストインパクトが差し脚を伸ばす。そこへショウナンパンドラが外を一気に伸びて快勝した。
2014年 エピファネイア

18頭立て18番人気のサトノシュレンが逃げ、その直後を追走していたのが前年の菊花賞馬エピファネイア。3連覇を狙う1番人気ジェンティルドンナは中団やや前、その後ろにジャスタウェイが続く。直線半ばで早々と先頭に立ったエピファネイアだが、後続は迫るどころか引き離される一方。最後は2着ジャスタウェイに4馬身差をつける圧勝劇だった。3着はスピルバーグで、ジェンティルドンナは4着に敗れた。
2013年 ジェンティルドンナ

ジェンティルドンナが史上初の連覇(2勝も初)を達成。好位で脚をため、逃げたエイシンフラッシュを坂下でかわして先頭へ。トーセンジョーダンが追いすがるが、外からデニムアンドルビーが強烈に伸びて、ジェンティルに首差まで迫ったところがゴールだった。
歴代優勝馬
回(年) | 優勝馬名 | 騎手 |
---|---|---|
第42回(2022) | ヴェラアズール | R.ムーア |
第41回(2021) | コントレイル | 福永祐一 |
第40回(2020) | アーモンドアイ | C.ルメール |
第39回(2019) | スワーヴリチャード | O.マーフィー |
第38回(2018) | アーモンドアイ | C.ルメール |
第37回(2017) | シュヴァルグラン | H.ボウマン |
第36回(2016) | キタサンブラック | 武豊 |
第35回(2015) | ショウナンパンドラ | 池添謙一 |
第34回(2014) | エピファネイア | C.スミヨン |
第33回(2013) | ジェンティルドンナ | R.ムーア |
第32回(2012) | ジェンティルドンナ | 岩田康誠 |
第31回(2011) | ブエナビスタ | 岩田康誠 |
第30回(2010) | ローズキングダム | 武豊 |
第29回(2009) | ウオッカ | C.ルメール |
第28回(2008) | スクリーンヒーロー | M.デムーロ |
第27回(2007) | アドマイヤムーン | 岩田康誠 |
第26回(2006) | ディープインパクト | 武豊 |
第25回(2005) | アルカセット | L.デットーリ |
第24回(2004) | ゼンノロブロイ | O.ペリエ |
第23回(2003) | タップダンスシチー | 佐藤哲三 |
第22回(2002) | ファルブラヴ | L.デットーリ |
第21回(2001) | ジャングルポケット | O.ペリエ |
第20回(2000) | テイエムオペラオー | 和田竜二 |
第19回(1999) | スペシャルウィーク | 武豊 |
第18回(1998) | エルコンドルパサー | 蛯名正義 |
第17回(1997) | ピルサドスキー | M.キネーン |
第16回(1996) | シングスピール | L.デットーリ |
第15回(1995) | ランド | M.ロバーツ |
第14回(1994) | マーベラスクラウン | 南井克巳 |
第13回(1993) | レガシーワールド | 河内洋 |
第12回(1992) | トウカイテイオー | 岡部幸雄 |
第11回(1991) | ゴールデンフェザント | G.スティーブンス |
第10回(1990) | ベタールースンアップ | M.クラーク |
第9回(1989) | ホーリックス | L.オサリバン |
第8回(1988) | ペイザバトラー | C.マッキャロン |
第7回(1987) | ルグロリュー | A.クルー |
第6回(1986) | ジュピターアイランド | P.エデリー |
第5回(1985) | シンボリルドルフ | 岡部幸雄 |
第4回(1984) | カツラギエース | 西浦勝一 |
第3回(1983) | スタネーラ | B.ラウス |
第2回(1982) | ハーフアイスト | D.マクベス |
第1回(1981) | メアジードーツ | C.アスムッセン |