今週の注目レース
フィーチャー
4歳、前走エ女王杯 ピンハイ
東京新聞杯(G3、芝1600メートル、5日=東京)
2月の競馬も大好評「データの神様」のお告げに注目を。5日東京の東京新聞杯は前走エリザベス女王杯から挑む4歳馬ピンハイ(牝、田中克)だ。
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エリザベス女王杯から挑む4歳馬ピンハイを本命視
※過去10年を参照。
【1】年齢(表) 圧倒的に4歳馬が優勢だ。13年クラレント、17年ブラックスピネル、18年リスグラシュー、19年インディチャンプ、22年イルーシヴパンサーで5勝。ほとんど変わらない出走頭数で勝率、連対率、複勝率ともに5歳馬、6歳馬を圧倒する。
【2】前走 前走距離別では同じマイルの距離を走ってきた馬が5勝を挙げているが、前走が2200メートルだった馬が3勝している点もポイントだ。最も優秀な成績を残すステップとして浮上してくるのは、エリザベス女王杯で【3・0・1・1】。勝率と連対率が60%、複勝率が80%と圧倒的な数字になっている。14年8番人気ホエールキャプチャ(エリザベス女王杯6着)、16年5番人気スマートレイアー(同5着)、18年3番人気リスグラシュー(同8着)が勝利を挙げ、21年3番人気シャドウディーヴァ(同8着)が3着に入っている。
【3】デビュー戦 過去10年の勝ち馬はマイルの距離でデビューしている馬が4頭。それ以外の距離でデビューした馬が6頭だった。
【結 論】 4歳で、前走エリザベス女王杯は2頭。ピンハイを推す。阪神1400メートルでデビューし、2400メートルのオークスも好走したポテンシャルが魅力。ここで重賞初制覇だ。
☆昨年VTR 道中後方待機のイルーシヴパンサーが豪快な差し切りを決めた。直線半ばで各馬が横にズラッと並んだ追い比べで豪快な大外一気。1勝クラス から4連勝で重賞初制覇を果たした。2着は内をさばいたファインルージュ。先行馬総崩れで差し追い込み決着となった。動画を見る
☆1週前コメント
インダストリア(宮田師) 回復に少し時間がかかりましたが、問題なく来ています。左回りの追い切りでも、もたれないし、前進気勢が旺盛。グリップの利かない馬場でもいい時計ですし、満足いく動きです。
ウインカーネリアン(鹿戸師) 1週前にしてはいい動き。まだ余裕はあるけど、いい感じ。ゲート再試験を受けたが、パシュファイヤー着用ですぐ受かった。稽古で問題ないからレースでもそのまま使いますよ。
カイザーミノル(北出師) ようやく復調してきた。今なら左回りの方がいいので条件はいいと思う。毛づやもいい。この馬は重賞を勝たせたいと思っている。
シュリ(星井助手) 体が締まって、歩様も良くなっている。上積みがありそう。この馬にしてはかなり歩様がいい。
ナミュール(高野師) ここから始動します。体重はそう変わらないが、以前より食への意欲がでている。今回は目いっぱいではない仕上げで、と思っているが、それでもG1連対馬なので力を発揮できると思う。
ファルコニア(高野師) G1は壁を感じる内容ですが、外枠からジョッキーに(前へ)行かせてもらい、よく走ってます。強い負荷をかけたことにより、パワーアップした感じがします。
プリンスリターン(加用師) 屈腱炎で長く休んでいたので、1週前は目いっぱいに追い切ってない。しまい気合をつけたら反応は良かった。ケアをしながらやってきた。まずは無事に。
◆東京新聞杯◆ 1951年に創設された東京杯が前身。当初は東京芝2400メートルの重賞だった。66年に東京新聞杯に改称。距離や開催場の度重なる変更を経て、84年から現行の東京マイル戦に定着した。