牡馬と見間違えるくらい/ヒルダズパッション18

ヒルダズパッションの18。

父ドゥラメンテ、牝、1月28日生まれ。馬体重476キロ。萩原厩舎入厩予定。

母は米G1馬。ハーツクライ産駒の半兄ヨシダはアメリカでデビューし、芝とダートのG1を勝つ快挙を成し遂げた。1歳上の半姉サンクテュエールは出世レースの日刊スポーツ賞シンザン記念を勝ち、将来を嘱望されている。

ノーザンファーム空港の橋口敦史厩舎長

「坂路にて1ハロン15秒で調整しています。誰が見てもいい馬ですね。馬体の伸びがあって、いかにも長距離馬という感じです。牡馬と見間違えるくらいの馬ですよ。こちらに来た直後に、トモを痛めて乗り出しが遅れましたが、坂路で1ハロン15秒まできて、徐々にペースを上げている段階です。普段はおとなしくて、乗ると少し敏感になりますが、背中の感じはいいですね。乗っていてもそれを感じます。坂路で15-15でも遊びながら上がってきますからね。それがいい方に出るのか悪い方に出るか、これからの伸びしろに期待です。楽しみ半分、怖さ半分という感じですね。夏前に移動してゲート試験を受けて、秋デビューをイメージして調整しています」

※3月20日に取材。