【大井】的場らベテラン勢が地方競馬を盛り上げる

15日に船橋競馬場で石崎隆之騎手の引退式が行われた。アブクマポーロ、トーシンブリザード、ナイキアディライト・・・。名馬の鞍上には船橋の名手がいた。地方全国リーディング10回、地方通算6269勝、重賞189勝(中央1勝含む)。数字の面でもとんでもない記録がずらりと並ぶ。「かなわなかったよ。うまくて、半端じゃないんだ」。同じ時代に戦ったライバルについて、歴代最多7216勝(17日現在)の的場文男騎手はこう話した。約45年にわたって、ともに競馬界を盛り上げた存在。「引退って、いつか来るんだね。俺も近いよ」。そう話す表情が、少し寂しげに映ったのは気のせいか・・・。

とはいえ、ベテラン勢の活躍は注目を集め続ける。地方競馬最多勝を更新し続ける的場騎手しかり、最年長勝利記録を持つ森下騎手しかりだ。先月6日の大井7Rでは1着が59歳の早田秀治騎手(コスモサビク)、2着が62歳の的場騎手(アースヴィヴィアナ)という熟練ワンツーのシーンも。今開催も大いに盛り上げてくれるのではないか。【渡辺嘉朗】

2月6日の大井7R、ワンツーを決めた早田秀治騎手と的場文男騎手(大井競馬提供)
2月6日の大井7R、ワンツーを決めた早田秀治騎手と的場文男騎手(大井競馬提供)