テクニカル6は「バージョンα」へとリニューアルしました。パターン別で軸馬と相手馬を推奨するニュースタイルをお楽しみください。コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【中山11R/中山金杯】

このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は69+68+63=200。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ4~6位を中心に、コンピ4~14位へと手広く狙っていきたい。

コンピ4~6位の中から一番期待できそうなのは、コンピ4位(58)のフェーングロッテン。3歳でスプリンターズSを制したピクシーナイトの弟。未勝利脱出後は苦戦した時期もあったが、格上挑戦で白百合Sを逃げ切り勝ち。その勢いでラジオNIKKEI賞を勝利、古馬との初対戦だった新潟記念でも3着と健闘した。血統的に前走の菊花賞は距離的に厳しかったが、この距離なら守備範囲だ。重賞実績上位で、ここは勝ち負けだろう。

続いてコンピ5位(57)のウインキートスを推す。パワーが必要な中山で存在感を見せていて、G2のオールカマーでは2年連続で馬券圏内。G1レベルでは厳しいが、重賞実績は間違いなくこの中ではトップクラスだ。先行して粘り込みを図るタイプで、時計のかかる冬の中山はぴったりとみる。前走に比べると相手関係がかなり緩くなる分、粘り切っても不思議ではない。

最後はコンピ6位(56)のワンダフルタウン。1年ぶりのレースだった2走前のカシオペアSは12着。そして前走の中日新聞杯も8着に敗れたが、実は2走とも着差はそこまで悪くない。前走は直線で進路が塞がってしまったことが敗因で、上手く抜け出せていれば上位を狙える手応えだった。京都2歳S、青葉賞と重賞2勝の実力はダテではなく、本来の能力を発揮できればこのメンバーならねじ伏せられる。

馬連で(5)(12)(14)-(2)(5)(6)(8)(10)(11)(12)(14)(15)(16)(17)の27点。

馬連多点買いの当たる確率は5回に1回ほどですが、穴狙いなので高配当を期待できます。買い目点数が多いと感じる場合は、軸馬を1~2頭に絞ってお好みの点数に調整してください。