テクニカル6は「バージョンα」へとリニューアルしました。パターン別で軸馬と相手馬を推奨するニュースタイルをお楽しみください。コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【東京11R/アルゼンチン共和国杯】

このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は71+67+65=203。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ4~6位を中心に、コンピ4~14位へと手広く狙っていきたい。

コンピ4~6位の中から1番期待できそうなのは、コンピ4位(64)のフライライクバード。半姉シングウィズジョイはエリザベス女王杯2着という血統で、父がスクリーンヒーローなら中長距離への適性はバツグン。前走のムーンライトHは、トップハンデを背負いながら直線では他馬を一瞬で置き去りにする強い競馬を披露。今回のメンバーは手薄で、オーソリティも斤量を背負うため、昇級初戦でもチャンスありだ。岩田望来騎手とのコンビで、初重賞制覇を期待したい。

続いてコンピ5位(59)のマイネルウィルトスを推す。福島民報杯の大差勝ちが記憶に新しいが、前走の札幌記念も0.4秒差の4着に好走。ソダシやラヴズオンリーユーといったG1馬を相手に、十分見せ場を作ったと言えるだろう。また今回はマイネルの勝負服で、活躍の機会が増えているミルコ・デムーロ騎手に乗り替わり。ここは勝負気配濃厚とみて、しっかりマークしておきたい。

最後はコンピ6位(58)のディアマンミノル。後方から競馬をするタイプで展開の助けがいる馬だが、ハマった時に脚は強烈だ。前走の京都大賞典は阪神外回りコースだったこともあり、上がり最速の脚を使って0.3秒差の4着。当馬に先着した馬がマカヒキ、アリストテレス、キセキなら、その価値は高いだろう。今回は斤量が54キロと手ごろで、一発があっても不思議はない。

馬連で(5)(9)(12)-(1)(4)(5)(6)(7)(8)(9)(11)(12)(13)(14)の27点。

馬連多点買いの当たる確率は5回に1回ほどですが、穴狙いなので高配当を期待できます。買い目点数が多いと感じる場合は、軸馬を1~2頭に絞ってお好みの点数に調整してください。