テクニカル6は先週から「バージョンα」へとリニューアルしました。パターン別で軸馬と相手馬を推奨するニュースタイルをお楽しみください。

コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【東京9R/六社S】

このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は70+68+67=205。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ4~6位を中心に、コンピ4~14位へと手広く狙っていきたい。

コンピ4~6位の中から1番期待できそうなのは、コンピ4位(66)のバレリオ。前走の日本海Sは単勝1.8倍の大本命に推されるも、8頭立ての5着に凡走。逃げ切ったゴージャスランチに騎乗していたベテラン蛯名正義騎手のペースに、まんまと翻弄(ほんろう)されたカタチだ。また新潟競馬場は前走を含めて5着が2回と、軽すぎる芝は合わないのだろう。今回の東京芝2400メートルは2走前の青嵐賞で勝利している舞台だけに、このコース替わりは期待できそうだ。

続いてコンピ5位(57)トラストケンシンを推す。当該コースはこれまで4戦して1,5,1,3着という成績。5着だったレースはダービートライアル青葉賞のもので、エタリオウなどの強敵が相手だったことを考えると大健闘と言える。ここはもっとも得意としている舞台で、いつも以上のパフォーマンスが期待できるはずだ。実績乏しい右回りから、左回りに替わるこのタイミングをきっちり狙い打ちにする。

最後はコンピ6位(56)のロサグラウカ。ローズキングダムを代表とする薔薇一族の出身で、当馬の姉にはオープンまで出世したバンゴールがいる。この馬も例にもれず、小柄な馬体と傑出した末脚という薔薇一族の特徴をしっかり受け継いでいる印象だ。3走前の迎春Sでは後に重賞で活躍するウラヌスチャームとクビ差の接戦を演じているなど、このクラスは通用するレベル。ここ2戦の鬱憤(うっぷん)を、ここでしっかり晴らして欲しい。

今回は馬連で(7)(11)(12)-(1)(2)(3)(4)(5)(7)(10)(11)(12)(13)(14)の27点。

馬連多点買いの当たる確率は5回に1回ほどですが、穴狙いなので高配当を期待できます。買い目点数が多いと感じる場合は、軸馬を1~2頭に絞ってお好みの点数に調整してください。