コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【中山10R/初風特別】

このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は76+69+63=208。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

コンピ6~8位の中から1番期待できそうなのは、コンピ6位(55)のイサチルルンルン。当該クラスに昇級してからは、レース選択がマイル戦中心にシフト。母のテンセイフジがダートの中距離馬だったことも影響していると思うが、当馬には合わず2ケタ着順の凡走を量産してきた。しかし3走前に芝1200メートルを使って、能力が一気に開花。そこから3戦連続で4着と、僅差の勝ち負けを演じてる。パイロ産駒ながら、芝のスプリント戦に覚醒したこの馬に注目したい。

続いてコンピ7位(54)ディアサルファーを推す。当馬も2勝クラスに昇級してから苦戦続きだったが、2走前の彦星賞は0.5秒差の5着。前走の驀進特別は新潟1000直だが0.4秒差の5着と、順調に調子を上げてきている様子だ。そしてこのタイミングで、リーディング上位の田辺裕信騎手にスイッチ。ここは陣営の勝負気配が強いとみて良いだろう。好位のポジションから、押し切る競馬を期待したい。

最後はコンピ8位(53)のフナウタ。デビューから先行押し切りのスタイルだったが、2走前の由布院特別で控える競馬にチェンジ。馬群の中から脚を伸ばして6着と、いきなり見せ場を作った。しかし前走の戸畑特別は、直線で前が壁になる不利があり、追えずにそのままゴールしている。手ごたえが抜群だっただけに、かなりもったいないレースだった。今回は前走の雪辱を果たして欲しい。

今回は(11)(12)(14)の単勝を狙う。馬連なら(15)-(11)(12)(14)の3点。