コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【新潟11R/佐渡S】

このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は76+65+61=202。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

コンピ6~8位の中から1番期待できそうなのは、コンピ6位(57)のギャラッド。当該コースはこれまで2戦して4着、1着と好成績。左回りを得意とする完全なサウスポーで、これまで6戦して3勝、3着2回、4着1回という驚異的な数字だ。そのため、阪神と京都で戦ったここ2戦の結果は完全に参考外。人気を落として激走するパターンだ。また今回騎乗する丸山元気騎手とは、コンビで3戦2勝と好相性で、ここは好走条件がそろったと言って良いだろう。

続いてコンピ7位(53)オハナを推す。兄弟はキロハナにハナレイムーンと、どちらも4勝を挙げている能力の高い馬で、当馬も負けず劣らずだろう。ただ馬体重が420キロ台ときゃしゃな印象で、今回の軽いハンデ52キロは大きなプラス材料となるはずだ。また今回はM.デムーロ騎手に乗り替わりで、金子真人オーナーがとくに重用する騎手のうちの一人。ここはそれなりの勝算があるはずで、要注意の1頭だろう。

最後はコンピ8位(52)のサトノグラン。近走は7、10、5、5着とやや精彩を欠く成績だが、2走前の5着は0.3秒差と僅差。また過去には当該クラスに昇級した初戦から3着に好走していて、条件さえ合えば上位争いできる能力の持ち主だ。新潟芝2000メートルは初めてだが、1800メートルでは2着馬に5馬身差をつける圧勝劇を演じている。長い直線に軽い芝が合うタイプで、この舞台なら勝ち負けまで狙えるだろう。

今回は(1)(6)(10)の単勝を狙う。馬連なら(13)-(1)(6)(10)の3点。