コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【東京11R/多摩川S】

このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は76+64+63=203。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

コンピ6~8位の中から1番期待できそうなのは、コンピ6位(56)のサトノキングダム。前走のオリエンタル賞は好スタートを決めて道中3番手で折り合い、直線に向いてからは持ったままで先頭。そのまま押し切る強い競馬で、余力たっぷりのゴールは、まだ底を見せていない印象だ。また2走前に僅差で敗れたフローレスマジックは、その後の福島牝馬S(G3)で2着と大健闘。ここから能力関係を考えると、今回はあっさり勝利もあり得るだろう。

続いてコンピ7位(54)ルーカスを推す。国内外のG1を6勝しているモーリスの全弟として注目を集めたが、2~3歳のG1戦線では活躍できなかった。しかし長期休養からの復帰戦となった前走は、上がり最速の脚を使って0.3秒差の4着に好走。4コーナーで外に押し出される不利もあり、そこがスムーズならもっと上の順位を狙えたとみる。堀厩舎とレーン騎手の黄金コンビで、今回は上位争い必至だろう。

最後はコンピ8位(53)のバティスティーニ。好位のポジションから速い上がりを使えるタイプで、大崩れしない安定感が持ち味だ。前走の湘南Sは、直線で早めに抜け出して先頭に立つ勢いを見せたが、最後は後方待機の追い込み勢に一気に差されてしまった。それでも0.3秒差の5着と、展開の向かないレースでもしっかり見せ場を作れたと、能力を高く評価する。流れ次第でアタマまであるとみて、ここはマークしておきたい。

今回は(10)(13)(15)の単勝を狙う。馬連なら(12)-(10)(13)(15)の3点。