コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【東京10R/ブリリアントS】

このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は70+64+62=196。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

コンピ6~8位の中から1番期待できそうなのは、コンピ6位(56)のジュンヴァルカン。元々は芝の長距離路線で活躍していた馬だが、脚部不安からダートに転向。初ダートから上がり最速で一気の差し切るインパクト大の勝ちっぷりで、ダート適性の高さを見せつけた。しかし前走のアルデバランSは、オープン上位勢を相手に0.6秒差の7着と一歩足りない競馬。今回は鞍上(あんじょう)に豪の天才D.レーン騎手を迎えて、前走の巻き返しを期待したい。

続いてコンピ7位(54)のプリンシアコメータを推す。近走は地方競馬とのダート交流重賞を主戦場にしていて、牝馬限定戦の重賞を3勝している実績馬だ。今回は牡馬相手になるが、このクラスの相手なら十分通用すると予測する。また東京ダート2100メートルは、これまで4戦して4,2,1,4着と得意中の得意としているコース。あっさり突き抜けても、何ら不思議はない能力の持ち主だ。

最後はコンピ8位(53)のホーリーブレイズ。前走の仁川Sは人気上位の一角に推されるも0.7秒差の9着に凡走。直線に向いてすぐ進路が狭くなる不利と、先行勢に有利な展開に泣いた印象だ。見限るのはまだ早計だろう。さらに当該コースは3走前に経験して、準オープンを勝ち上がったコース。コンビで3勝している高倉稜騎手を背に、得意の舞台でリベンジになるだろう。

今回は(7)(11)(13)の単勝を狙う。馬連なら(5)-(7)(11)(13)の3点。