コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【福島12R/花見山特別】

このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は67+65+64=196。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

コンピ6~8位の中から1番期待できそうなのは、コンピ6位(56)のバンパークロップ。JRAダート重賞のマーチSと、地方交流重賞の佐賀記念を制しているマイネルクロップの全弟。兄同様にダート適性はかなりのもので、福島ダート1700メートルはデビューから2連勝しているバツグンの舞台だ。休み明けの前走は、適性を探る意味で芝のレースを使って12着。当然これは参考外の結果で、ダートのこの舞台なら今回は鮮やかな復活劇になるはずだ。

続いてコンピ8位(52)のシュプリームゾーンを推す。前走の早鞆特別は0.8秒差の3着。勝ち馬とはやや離されたが、昇級初戦から大健闘と評価したい。また当馬と0.2秒差だったタガノジーニアスは、次走であっさり1000万条件を卒業。力関係を考えると、当馬もこのクラスで勝ち負けできる能力は十分あるだろう。当該コースは連対の経験があり、前走より高いパフォーマンスを発揮できそうだ。

最後はコンピ7位(54)のランバージャック。1000万条件に昇級してから4着、7着と、2戦とも馬券外ではあるが善戦している。とくに4着だった2走前のレースでは、直線で外に出せずインに切れ込んだが、その先でも前が少し狭くなる不利があった。スムーズに馬群をさばけていれば、もっと脚を伸ばしていたはずだ。当該コースは3走前に500万条件を勝ち上がった舞台で、外からズバッと差し切るシーンを期待できる。

今回は(3)(5)(11)の単勝を狙う。馬連なら(8)-(3)(5)(11)の3点。