コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【小倉10R/西部日刊スポーツ杯】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は71+66+65=202。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から1番期待できそうなのは、コンピ6位(56)のスターペスマリア。小倉ダート1000mは、これまで2戦して2勝している完璧な相性のコース。降級前の1000万条件戦では苦戦が続いていたが、この舞台ならいつも以上のパフォーマンスを発揮できる。また今回は内枠に入ったので、前走のように先行集団で運び、直線でアッサリ押し切る競馬が可能。前走の再現も十分に狙えるだろう。

 続いてコンピ7位(53)のアヴェーヌモンを推す。当馬も当該コースを得意としていて、これまで2戦して1着と中止という成績。中止はスタート直後につまずいて、騎手が落馬したためで、特に気にする必要はない。ハナを切るか、番手で競馬をすることが多く、好走と大敗を繰り返す典型的なタイプ。スタートを決めて前めで競馬ができれば、今回こそ上位争いに絡むだろう。

 最後はコンピ8位(52)のスーパーライナー。当該クラスに昇級してからの2戦は、14着、11着と大敗している。しかし2走前のレースは大外枠からのスタートで、前方のポジションが取れなかったことでリズムを崩したとみる。また前走は1枠2番からのスタートで痛恨の出遅れと、チグハグな競馬が敗戦の理由だ。当該コースは着差なしの2着があるコースで、心機一転のリベンジを期待したい。

 今回は(2)(10)(12)の単勝を狙う。馬連なら(11)-(2)(10)(12)の3点。