コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【福島12R/花見山特別】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は76+69+63=208。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から1番期待できそうなのは、コンピ6位(53)のワンパーセント。福島ダート1700mは2戦2勝とバツグンの成績で、どちらも上がり最速の脚を使って勝利している。直線の短い福島だが、この馬には合っているのだろう。また前走の大島特別は左後肢挫創のため取り消しとなったが、2カ月間の休養でしっかり立て直してきたはずだ。好位から一気に加速する末脚を生かして、見事な差し切りを期待したい。

 続いてコンピ7位(52)のクルークハイトを推す。藤田菜七子騎手に乗り替わって2,1,4着と絶好調。2走前のレースでは5馬身差の圧勝劇を演じていて、ポテンシャルの高さを感じさせる。昇級戦だった前走は0.9秒差と少し離されたが、これは勝った逃げ馬が独走したことが原因。2着馬とはそれほど差がないので、まったく気にする必要はない。今回はリベンジになるだろう。

 最後はコンピ8位(51)のプエルタデルソル。この馬も500万条件を勝利した3走前のレースでは、他馬を置き去りにする末脚で3馬身差の圧勝。直線で外に出してからのグイグイと押し上げた脚は見事で、能力の高さがうかがえる。前走こそメンバーレベルが高かったため7着に敗れたが、2走前の昇級戦ではいきなり2着に好走。今回の相手関係なら、上位争いになることは間違いない。

 今回は(9)(10)(15)の単勝を狙う。馬連なら(7)-(9)(10)(15)の3点。