コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【福島11R/福島民報杯】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は75+67+63=205。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から1番期待できそうなのは、コンピ6位(57)のマイネルサージュ。近走は14,11,3,9着と印象の悪い成績だが、ほとんどが重賞レースの結果で気にする必要はない。3着だった2走前の白富士Sは、上がり2位の脚を使って0.2秒差まで詰める惜しい競馬をしている。5走前の丹頂Sでも0.2秒差の4着しているように、オープンクラスなら勝ち負けできるレベルの馬。今回の混戦メンバーなら、チャンスは十分あるだろう。

 続いてコンピ7位(52)のフェルメッツァを推す。福島芝2000mはこれまで3戦して2,5,6着と安定した成績で、昨年の当該レースの2着馬だ。もう7歳と高齢だが、この舞台ならまだ高いパフォーマンスを期待できるだろう。さらにここ2戦は、中京と中山で大惨敗をしているため、人気を落としそうで配当妙味が期待できる。コース替わりで一発警戒の典型的なパターンだ。

 最後はコンピ8位(51)のサトノスティング。コツコツと条件戦を勝ち上がってきた馬で、前走の小倉大賞典で重賞初出走を果たした。結果は0.8秒差の6着に敗れたが、勝ち馬が独走したものなので、着差は気にする必要はないだろう。

むしろ3着だった重賞実績馬のスズカデヴィアスと0.2秒差だった点を高く評価したい。福島はこれまで3勝と相性が良いコースなので、さらなる躍進を期待する。

 今回は(5)(9)(10)の単勝を狙う。馬連なら(11)-(5)(9)(10)の3点。